現在、20代後半から30代前半の人ならきっと分かるはず。
(いや~そうじゃない人も知っているかと思いますが・・・・)
覚えていますか?『Dr.スランプ アラレちゃん』
毎週のように家族で見ておりました。
大学生になってニューバージョンで放送され声が変わってしまっていたのが非常にショックな出来事でした。
あれは俺が20歳くらいの頃です。
お世話になっているプロダクションの人がお客さんを連れてやってきました。
大事なゲストなので素敵な手品を見せてねと。
見た目は30代後半くらいといった人でしょうか?女性でキレイな人でした。
一通り手品を見せると非常に喜んでいただけました。
すると、プロダクションの人がこそっと俺に質問をします。
「あの人誰か知ってる!?」
「いや~分からないですね。有名な人なんですか?」
「あの人、アラレちゃんだよ!」
「アラレちゃん!?ってあのアラレちゃんですか?」
「そうそう、あのアラレちゃん!」
そうと聞いて超感動です。
何分、田舎
都市ですから有名人とかに会う機会は全くありません。
あのアラレちゃんが目の前に・・・・・・
次、手品を見せに行くときはぜひ、その話をしようと心に決める。
よし、手品を見せに行くか!?と思いきや、肝心なことを忘れていた。
が、ここで問題が・・・・・
名前なんだっけ?
プロダクションの人はもうアラレちゃんの隣に座っている。
今更、聞くに聞けない・・・・
いくら小さい頃アラレちゃんが大好きだったとは言え声優さんの名前までは知りません。
迷った結果、ツツイ君に連絡をとることにした。
彼は自他共に認めるアニメオタクなのだ!
一度、彼と話をした時にオタクというのは言ってはいけない言葉だと思い「ツツイ君はアニメマニアなんだね~」と言ったら、「マニアというのはやめてくれ!俺は誇りを持ってオタクと呼んで欲しい」と言われました。
何て素敵な生き様なんでしょうか?
俺は彼以上の生き様の人間を他に知っているだろうか?
いや知らない・・・・
そんな彼ならきっと知っているはず。
一縷の望みをかけて電話する。
ツツイ:「もしもし~どうした?」
俺:「あのさ、突然だけど急いでるので手短によろしく。」
ツツイ:「?あぁ、分かった。」
俺:「俺たちが小さい頃見ていたアラレちゃん役の声優さんって知ってる?」
ツツイ:「アラレちゃん?何言ってるのよ・・・」
あぁ、さすがにアニメオタクのツツイ君でも声優までは知らないよなぁと思いきや予想外の答えが!?
ツツイ:「おまえ、そんなのも知らないの?常識じゃん!小山茉美(おやま まみ)だよ!」
おぉ、フルネームまで知ってるとはさすがオタク!
そうか、常識なんだねぇ~
彼に感謝し、電話を切る。
さっそく、小山さんの前でもう一度、手品をする。やりながら軽~く世間話をしながら核心に触れてみた。
俺:「さっき聞いたんですが、アラレちゃんの方なんですよね~」
↑ こんな聞き方しか出来なかったのかと今は非常に後悔しておりますが、若輩者だったもので。
小山さん:「はい。ですよ~ 見てくれてました?放送が終わったのは10年以上前ですけどね~」
なんて良い人なんでしょうか!?
あまりこうゆ~風に聞かれると露骨に嫌がる人もいるのに。
俺:「小さい頃は毎週見てました。家族全員で!あれを見て育ったようなもんですよ!」
少々、大げさな気もしましたが、マジで感動していたのでこんなセリフを言ったような気がします。
小山さん:「お名前なんて言うんですか!?」
俺:「カレリスタです。」
小山さん:「んちゃ!カレリスタ!キーーーーーン!」
おぉおぉおぉおぉおぉおぉおぉ!?!?!?!?!?!?
これはスゲェ!マジで感動しちゃいました。
だって、だって・・・・・・
アラレちゃんが俺を呼んでいる!!!!!
しかもファーストネームで・・・・・・
アラレちゃんは裏声でやっていたので出るかなぁと言っていたのに完璧にアラレちゃんです。
一生に一度の記念!っていいくらい素敵な一日でした。
こうして俺はアラレちゃんに名前を呼ばれた唯一のマジシャンとして後世に名を残すのでした。(多分)
彼女がガンダムの「キシリア・ザビ」だと知ったのはマジシャンを一度、引退した頃でした。
キシリアも捨てがたい・・・・・

