学園祭では友達と3人で店を出すのですが、そこで僕が店の看板(ポスター)を作成することになりました。
これは自分から「看板は任せろ」と言いました。
理由は3人でポスターを作ると思い通りにできないこと。
そしてそれが原因でグダグダな看板になって売れないと自分が困るからです。
お金かかってますからね(笑)
それにこれは希少な自分の能力を発揮できるタイミングです。
ですからここは思い切り頑張りたいと思います。
~今回の野望~
「店の売れ行きという数値で自分の力を周りに知らしめる(`・ω・´)」
さて、デザインに自信があると言っても「売れ行きを伸ばす看板」となると話は別です。
どれだけ美しいレイアウトや色使いで看板を完成させても、それが売れ行きにつながるとは限りません。
「絵」は人に見てもらうものですが、「看板」はそれ自体を見てもらうのではなく店に入ってもらうための工夫が必要です。
そこでまず「どのようなデザインが人を店に入れさせるか」を知る必要があります。
そしてそれを知るにはやはり売れている店の看板をまとめます。
もちろんすべての店が看板のおかげで売れているわけはありませんけどね。
少なくとも売れてない店より、売れてる店のほうが良い看板である確率が高いはずです。
調べてみたところ、看板には店の名前より「メインとなっている商品名」を大きく描いているところが多いようです。(寿司屋であれば「寿司」という単語を大きく描きます)
「○○の寿司」という名前の店であればそれを大きく描いています。
これはやはり「パっと見」でどんな店かを知ってもらうためでしょう。
例えば車に乗りながら看板を見た場合、ちょっと見ただけで何の店かわからなければ考えている間に店を通り過ぎてしまいます。
そうならないためにも「わかりやすい」という要素は看板に重要です。
また、横目にパっと見ただけで頭に浮かぶ食べ物の名前が入れば、小腹が空いてるときにでも食べたくなるかもしれません。
そこに食べ物の名前が入ってなければ食べたくなることはないでしょう。
ゆえに食べ物の名前が見えやすいのも重要です。
ここまでのことをまとめます。
看板に必要な要素は「食べ物(取り扱う商品名)を入れること」と「わかりやすい」ことです。
そして次に考えるべきことはそれらを「如何にして実現」するかです。
商品名を入れることは文字通りに行なうだけ。
「わかりやすい」という要素を実現するにはどうしたら良いか考えましょう。
僕はまず「看板の形」に注目しました。
ただの長方形の看板の店もあれば、立体的な看板(餃子屋であれば餃子の形)の店もあります。
そしてその2つを合わせた看板もあります。
それらにはそれぞれ長所も短所もあるでしょう。
これについては僕も悩むので、どれも案を用意しておいて最終段階で班員と相談します。
次に「色使い」です。
定食屋には定食屋の、バーにはバーの色使いがあります。
それらが反対になって定食屋がネオン全開のピカピカしたものやアダルトな雰囲気を出していては入りづらいですね。また、定食屋には見えなくなってしまいます。
これはその商品らしい色使いをすれば十分です。
そして次に「字体」です。
字体によって看板に「味」を出します。(甘そうなとか辛そうなという意味ではありません)
例えば書道のような字体にすると、渋みのある日本食らしい看板になりますね。
そしてそれが商品をおいしそうに見させます。
あと細かいかもしれませんが、商品名にも気をつける必要があるかもしれません。
「トン汁」と「豚汁」では看板に描いてあるとどちらがよりお店に入りたくなるでしょうか?
これは人それぞれだと思いますし、統計をとったわけでもないので僕にははっきりと答えは言えません。
しかし漢字で書くよりも、カタカナにした方がもしかすると見やすくなったりするかもしれません。
ところで「看板に値段は入れるか」ですが、あまりお勧めはしません。
看板に値段を書いてある店は少ないですね。
僕が思うに、値段の重要性は取り扱う商品の二の次です。
なぜなら店を選ぶにあたってまず「何を食べたいか」を人は考えるからです。
日本食が食べたければ日本食の店を探し、イタリアンが食べたければイタリアンの店を探します。
そして見つけたあとにようやく値段を気にします。
よっぽど値段に自信があれば話は変わってくるかもしれませんが、できればメイン看板とは別に値段を書いた看板を作ると良いと僕は思っています。
看板を作るにあたって注意するのはこれくらいでしょうか。
僕が看板について調べ、自分なりの考えをまとめると以上のような感じです。
あと「わかりやすい」という点では、商品の写真を載せるのも良いかもしれませんね。
食欲をそそるおいしそうな写真は、間違いなくお腹のすいたお客を呼び寄せるでしょう。
以上で僕の「看板理論」を終わりたいと思います。