土曜日はローザンヌの放映がありましたね!

 

毎年、山本康介さんの解説が楽しみです。

バレエ始めたてのころは、山本さんの解説、「粗探ししてんのか?」ってくらい辛口に思えて、でもそれも含めて楽しんでいたのですが、今は、山本さんの解説からひしひしの若いダンサーたちへの愛が伝わってくるというか・・・

「もうちょっと、こうしたらいいのにな」っていう気持ちなんだなぁ、と。

 

そして山本さんが「もっと上でもいいと思った」と言っていたパロマ・リベジャーラ・ビダルトさんの演技が本当に素晴らしかった!!!

 

 

 

表現力・・・。マリアネラ・ヌニュス姐さんと同じアルゼンチンということで、通ずる熱さと柔らかさと明るさと強さ感じました。

 

普段はコンテは早送りして見ないのですが、パロマちゃん、コンテもとても良かった!!!

 

 

 

 

 

踊ることの楽しさが、見てる側にも伝わってくる、人を魅了するダンサーだなぁ、と。

 

山本さんが何度か「本来、順位をつけたりするものではない。」と言っていて、そうだよなぁ、と。モチベーションにはなると思うんだけど、バレエこそ多様性というか、いろんな個性のあるダンサーがいるわけで、それがまた面白いから、順位をつけるってよく考えたら変ですよね。

 

山本康介さん、番組の最後にSNSの在り方のご自身の意見を言っていて、それもとても共感できるものでした。

 

コンクール側もダンサーたちがSNSにハッシュタグをつけて、プロモーションに使うことを推奨はしているけど、やはりその場所でしか学べない状況の中で、自分たちはここにいるよ、とSNSでアピールすることよりも、そこにいる先生たち、仲間たちからしか学べないことを吸収してほしい、と。

 

そして、それは寄り添う大人や運営側が配慮してほしい、というようなことをおっしゃっていました。

 

コンクール自体がライブ配信をしたりして、オンライン配信のタイムテーブル優先になってしまって指導時間が短くなったり、ケアが行き届かなかったり、ということを心配されていて、本当に若いダンサーたちの未来のことを考えている人だなぁ、と。

 

全然、辛口じゃない!むしろやさしさの塊でした・・・

 

 

見逃した方はこちらから配信を!

2024 若きバレエダンサーたちの熱き決選 - ローザンヌ国際バレエコンクール - NHK

 

 

で、タイトルの「耳を疑った」話。

これ。ギュリナーラのバリエーション。

 

 

 

私、音が全然聞こえません…ゲロー

 

スマホだとまだ聞こえるけど、テレビ放映はもっと聞こえにくかった…メニエールに2年くらい悩まされてから、こういう音が聞こえないのよね・・・

 

ヤバイ・・・さらに耳悪くなってるのかしら・・・まさかローザンヌを見て自分の老化をひしひしと感じるとは笑い泣き