最近、完結した「重版出来!」の単行本を大人買いして読んでるんですが、沁みるぅぅぅデレデレデレデレデレデレ

 

 

基本、編集さんの話だけど、漫画家さんの自分の中から生み出して、葛藤する姿とかはバレエにも通ずる物があるなぁ、と。

 

特に

みくらやま先生(ドラマでは小日向文世)が悩む中田伯(ドラマでは永山絢斗)に言うセリフ。

 

「プロになる人には共通点があります。(中略)細かい注意点を言ってる時、それがたとえ自分の持ってる原稿ではなくても、聞いてる人 見ている人 つまり技を盗める人。」

 

って!!

 

ハッとしました。

 

バレエもそうだ・・・真顔

私がクラスの足を引っ張っていることを気に病んでいたら、バレエ歴の長い仲間が

「maggyちゃんが注意されている時は、自分も『気を付けなきゃ』とか『できてたかな』って考える時間になっているから気にしなくて全然いいんだよ」というような言葉をくれて・・・

 

神様・・・デレデレデレデレデレデレ

でも、そうやって他人の注意をも、自分に置き換えて捉えてるからこそ、上手なんだなぁ・・・と。このマンガを読んで、この言葉を見た瞬間に思いました。

 

自分もそうしているつもり、ではあったんだけど、他人への注意も「盗む」という強い気持ちで先生の言葉を拾おうとしていただろうか、というのは無かったなぁ、と・・・反省真顔

 

さらに、みくらやま先生は共感性の乏しい中田伯に

「見てきたものすべてが目から頭へ 頭から心へ 心を通って手に原稿に流れ出る」

そうだよねぇ・・・

花を見て、花の名前を知り、その花の命の短さを知り、花の儚さのもつ美しさを感じなければ、それを表現することはできないもの。

 

バレエダンサーのインタビューとか見てると、皆さんとても心が豊かで知的で、そもそも踊らなくても人として魅力的なんですよね。だからみくらやま先生の発言のように、結局は人間性が踊りに現れるんではないか、と最近思っていて・・・(私自身はそこまで高度なことを自分は求められていないし、体現できませんが笑い泣き

 

そしたら、ちょうど熊川哲也さんが、山田優七さんに会うという動画を見て

 

 

熊川さんのアドバイスが

「人を魅了する人間性っていうのがどうなってくるかということだけど(中略)大丈夫じゃないか」

とおっしゃっていて。

 

やっぱり人間性が踊りに現れるっていうことなのかな、と!!!みくらやま先生と同じことを言いたいのではないか、と勝手に思いました。

 

いやぁ、バレエの話じゃない漫画読んでても、バレエのことに当てはめてしまうよね、ほんと。

 

この前は中川家のコント見てて

 

「漫才ってのは、『線』じゃねえんだよ、『三角形』なんだよ、お客さんあっての我々だから」という言葉を聞いて・・・・

 

そうだ、そうだ!!客席を意識してこそバレエだ!と!!!コントまでバレエと絡めて考えている私です。

 

今日は今から、浅田真央ちゃん(あえて『ちゃん』と言わせてくれ)のアイスショーの配信を見るのですが、絶対に今までみたいに純粋にスケート見られない気がする笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

全部、バレエと絡めて「どうやって床押してんの?」って思ってしまいそうです真顔

 

 

配信期間、とっても短いので、見たい人はお見逃しなく!(有料です)