バレエって、やったことない人にとっては難易度がわかりにくいものだと思います。

 

会社でも「バレエやってる」というと「身体柔らかくなきゃ、ダメなんでしょ?」「体幹でしょ」という反応。

 

うーーーん・・・それは、そうなんだけど・・・

 

思ってる100倍難しいんだぞっ!!!

 

って言いたくなってしまう私滝汗

 

それを分かりやすく説明してくれている動画を発見!

 

 

もう、ほんとこのレベル1から積み重ねていく大変さがあるのよねぇ・・・。

 

バレリーナが余裕の表情で踊ってるのを見ると、どうしても簡単に見えてしまうのかなー。もっと大変さを世の中に知ってほしいと思ったりもするのは私だけでしょうか・・・

大変さを知ったら、もう全世界の人がバレエダンサーへのリスペクトであふれる気がするのです。

 

むかし、「王様のレストラン」というドラマの中で、厨房のゴタゴタ劇のあと、

「お客さんは裏でどんなことがあったか全然知らないでおいしそうに食べてる」って言ったら「それでいいんです。それがレストランです」と松本幸四郎さんが言っていたのを思い出します。

 

なんとなく、バレエも似たような矜持があるのかな、と。

苦労を知ってほしい、よりも単純に目の前の舞台を「美しい」と思ってほしい。だからこそ、その苦労は知られたくない、くらいなのかもしれない。

 

でも谷桃子バレエ団のYouTubeも再生数すごいし、きっと苦労を知って、バレエを知って、舞台を見たくなる人もいるだろうし、難しいですね。

 

苦労を知りたい、知ってほしい人も、結果だけを見たい、見てほしい人もいますもんね。

私は前者ですが、後者の気持ちもわかります。

 

 

料理に置き換えると、ちょっと分かりやすいかな、と。

 

シェフから材料が希少だとか、調理法がすごいんだ、とか前置きしされると、「おいしい」って言わなきゃいけない雰囲気もあり、感覚的に「美味しい」というより、脳から「美味しい」と言っている感じがしませんか?

 

 

 

本当は、なにも聞かずに、ミスター味っ子ばりの反応をして、もう感覚だけで「おいしい!」って言える感じ。

実際には作り手も、その反応が一番うれしいと思うのです。

 

 

 

そういう意味では、バレエも苦労を知らない人に「感動した!」って言われる方が素直にうれしいのかも???

その素直な反応を見たいから、苦労を語りたくない、というのも分かります・・・。

きっと、プロ意識が高い人ほど、苦労を語りたくないのかな、と思います。

 

私の得意料理にポテトサラダがあるのですが、何年もかけて工夫したレシピなんです。

何も言わずに出して、「なにこれー!美味しいっ!」ってびっくりしてくれるのは、ポテサラ作ったことある人

作ったことない夫の友人に出す時は、ついつい作り方や苦労を話してから出してしまいます真顔


だって、ポテサラって簡単そうに見えるから損してるじゃん!!!

 

って思っちゃうのよ・・・

 

えぇ・・・バレエも同じく、プロが簡単そうに踊るからさぁ・・・(以下、略)

 

心、狭くてすいません。