警察官だったころ、一旦停止無視の取り締まりをよくやりました。
で、切符を切られる前にみんな
「いや、ちゃんと止まったがや!」って言うんです。
本人は一旦停止したつもり、なんですよねぇ・・・
で、先生によく
「膝伸ばしてっ!」と言われます・・・
で、内心「あれー、伸ばしてるつもりなんだけどなぁ」と思います。
でも、動画見ると伸びてねぇ・・・
クペから前に出す時も伸びてなければ、足着いても、伸びてない
いやぁ、現実を知るところからがスタートですよね。
で、この1週間ずっと、膝をどう伸ばすかを模索。
ストレッチとかそういうのも必要と思うんだけど、ふと思ったわけです。
まず、そもそも私の全体重をこの膝で支えるって、無理じゃん。
絶対膝悪くするじゃん。
(筋トレって膝を伸ばし切らないから膝伸ばすのめっちゃ怖いというのもある)
だから、単純に「膝を伸ばす」ことにフォーカスしちゃダメな気がしたんです。
で、先週、先生からルルベの時に指を丸めないでこっち方向にも力を入れるという話がありました。
思い出した・・・
てこの原理
てこの原理って、軽い力で物を持ち上げたりするやつ。
実は、膝を伸ばすコツはこれなんじゃないか、と。
脚にも支点を作って、作用点を遠くに置けばいいのでは。
そこで必要になるのが、かかとを押すルルベ。
これが支点になって、作用点となるつま先を押すと同時に身体が引きあがり、膝も伸びる。
支点を作らないと、脚が重たくて膝も伸びないのでは?
そして、支点と作用点を作った瞬間が一番大事なので、その瞬間にサっと乗る!!
ピケアラベスクもつま先伸ばして、怖がりながら乗ると、もう支点も無くなった状態になり、重たくなるので、結局膝が曲がるのではないか、というのが私の仮説です。
かかと押しながら床を押した瞬間に支点と作用点を利用して、スっと乗る。すると自ずと膝は伸びるのでは?
ちなみに物理的に作用点は遠ければ遠いほど、軽い力で物を持ち上げられるのでつま先は遠くに置く!!
遠くに置けば置くほど、楽に上がれるのでは?(?ばっかですいません)
まとめると、
かかとを押して床を押すルルベ
すばやく乗る
つまさきは遠くに置く
これが、膝を伸ばすために必要なことなのではないか、と思ったわけです。
もちろん、意識とか膝裏、もも裏のストレッチも必須ですが、イメージとして、まっすぐな膝を作っておいてそれを床に置くというよりは、バールをイメージして軽い力で身体を上げる方がいいのではないか?ということです。
今はまだ仮説なので、違うかもしれませんが、週末バレエで試してみます!!
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私は英語が好きだったので、文系に進んだのですが、実は数学が得意でした。
今もがっつり理系の人たちと仕事していますが、それなりにやっていけてるので、物事の捉え方は理系的なのかもしれないな、と思います。
今回の記事も物理が苦手だった人にとっては、余計に分かりづらいですよね
では、平日バレエ組のみなさま、お疲れ様でした。
週末バレエ組のみなさん、がんばろー!