先ほど、月組さん公演が終わった。

お芝居は、正塚先生ワールド全開ーー!

ショーはお品のある正統派で、ご卒業をみんなで見送る感たっぷりだった。


なんたって、今日のアタシは最前列。

銀橋までの距離が近すぎる。

開演前の緞帳。

ショーを待つ間の緞帳もどうぞ。

コーヒー持つ手も震えたわ。

ショーの中詰めで、客席降りがありましてね。

事前にちゃんとお勉強していかなかった自分。

おバカさんのなにものでもない。


目の前に礼華はるさんと、彩みちるさんが手を前に出しながら現れた。

ハイタッチ的な感じで!

思わず、

(よろしいんですかーー!?)

と心の中で叫びながら手を出す自分。


その後、歌に合わせて手を使ったフリをするんだけど…

ほら、アタシ予習してないからさ。←アホ

でも、なんかめっちゃふつーだったの。笑

奇をてらってないからできそうじゃん!


と思っていたらさー

そのフリってね、最後に向かい合って「パンパン」って手を合わせるわけよ。

すると、目の前に立っている礼華はるさんが、アタシの方を向いて「パンパン」して下さるじゃないー!


その後もそのフリが何回か繰り返されるわけですよ。

左隣の方々は、それほど積極的じゃなかったのかな?

ってことで、礼華はるさんってば、またしてもアタシの方を向いてニッコニコ笑いながら「パンパン」やっちゃいましたよ。


アタシの顔、ヤバかったと思う。

嬉しすぎてイッちゃってたな。

完璧に瞳孔が開いてた気がする。


いやいやいやいや。

参った。

コレを釣られると言わずしてなんと言おう。

彼女の笑顔の破壊力ハンパないです。

パンパンの後、どの場面でも彼女にロックオンでした。笑


最近の礼華はるさんの成長が著しくてね。

月組に詳しくないアタシでも、彼女の活躍は目にしていた。

ちょい前も、きりんちゃんと

「彼女、路線に上がってきたねー!」

と話していたところだった。


主要なお役が付いたり、ショーでのソロが増えたり。

実力も自信もついてきたんだろう。

醸し出すオーラが輝いていたわ。


月城かなとさんや鳳月杏さんは、もう別格って感じだった。

なんていうかなぁ。

むやみに近づいてはいけないほどの神々しさでしたよ。


で、うっとり気分で劇場をでようと、階段に向かっていると…

「お笑いの山ちゃん来てたみたいだねー」

と言う声がした。


(嗚呼!山ちゃんはご夫婦揃って宝塚歌劇好きだもんな。)

なんて、ことを思いながら外に出た。

数歩歩いたところで、右から異様に澄んだ美しいオーラーを漂わせる女性たちが歩いてきた。


(ん?)


めっちゃ小柄。

シックなワンピース姿である。

パッとお顔を見たら、


(あれ?)


通常の人間の顔の半分ぐらいの小ささにびっくり。

そして、お話しをしている女性の声に驚いた。

(多部未華子さんの声じゃん。

でもって、うんうんとうなづいているのは蒼井優さんじゃん。)


同じ舞台を観劇してたんかーい!!


彼女たちとすれ違った後、思わず、Uターン。

3mぐらい離れたところから、そーっと拝ませていただいた。笑

おふたりは信号を渡って、帝国ホテルの方に行かれた。


アタシは速攻でみんみに電話をした。

この興奮を伝えたくて。


礼華はるさんのこと、彩みちるさんのこと、そして、多部未華子さんと蒼井優さんとすれ違った衝撃を語りまくった。


みんみ、めっちゃびっくりしていたわ。

昔から、アタシは観劇する時に宝塚OGの方と遭遇することが多い。

「お母さん、もっているよねー。」

といつも言われていた。


ただ、今日の「パンパン」や帰り際のすれ違いは、また別もんの気がする。


「お母さん、引きが強いよねー!」

とみんみに言われた。


ホントに、それ。

まさしく、引き寄せる力だ。

この能力って、自分でコントロールできるわけじゃないからなぁ。


電話を終え、日比谷のミッドタウンのセブンに寄って、土曜日のぴあの貸切講演のチケットを発券してきた。

今日は良い思いを沢山したので、お席は2階の端っこでもどこでもいいわ!

と思っていたら…

センターブロックのちょい上手よりの12列目だった。


おいおいおいおい。

なかなかに良いお席ではないかい!

やっぱり、ぴあのプレミアム会員だからかしら。

お金払っていてよかった。笑


前に、チケットの当選が続いた時にみんみに言われた、

「お母さん、死ぬの?笑」

の言葉が、再び脳裏をかすめた。


いや、今はまだ死ねないんだよ、あたしゃ。

がんばって生きる。

生きねばならん。


とは言え。

雪組さんの宝塚大劇場は全滅だった。

どうしても、1回だけでいいから見たいんだよなぁ。

東京公演は如何に。


アタシのこの引き寄せる力が再び発動されることを切に祈る。


まずは、本日の余韻を味わいながらお家に帰ろう。


そりでは、みなさま、今夜もステキングな夢を。

Peace out!