金曜である。
祝日である。
朝の10時からぶっ通しでコレを見ていた。
「時速493キロの恋」。
なっきーさまとみんみさまのおかげで、我が家ではDisney+の配信が見られる。
心から感謝。
もちのろんで、チェ・ジョンヒョプさん見たさでチョイスした。
ずーーーっと見てられる。
もう、完璧なる病です。
何故にここまでしてしまうんだろ?
自分に問うてみた。
あたしゃ、どんなことでも考えて考えて考え抜いて答えを出したいタイプである。
なんとなく答えが見えてきた。
ひょぷ君は(いきなりのひょぷ君呼ばわりしてごめんなさい。誰に謝っているかよくわからんが。)、アタシにとって、「砂漠で見つけたオアシス」なのだ。
...たぶん。
2週間前までのアタシを思い出そう。
そらちゃんこと和希そらさんのご卒業で、とんでもないほどの虚無状態に陥っていた。
毎日毎日、彼女の舞台の曲を聞いては、寂しさに押しつぶされていた。
彼女が卒業しても宝塚歌劇を好きなことに変わりはない。
なので、雪組の下級生を片っ端から注目した。
みなさん、素晴らしいジェンヌさんばかり。
だけど、そらちゃんを見つけた時のような閃きはなかった。
宝塚は見たいので、地味に友の会で公演の申し込みも続けていた。
でも、ちっともチケットは当たらない。
悲しいくらいにはずれまくっている。
ちなみに、どうしても見たかった花組さんのれいまどコンビの最後の公演は、宝塚も東京も全滅した。
ガチ泣きした。
そんな時、アタシの前に現れたのがひょぷ君だった。
閃きというか、稲妻に打たれた感じ。
この感覚は前にも味わったことがある。
それは、2007年の秋のこと。
こばちゃんが亡くなって2年後。
遮二無二走っていたけど、だんだんと生活の流れが落ち着き始めた頃だった。
彼が亡くなった哀しみに突如襲われた。
そして、空虚というトンネルに入ってしまった。
そんな時、偶然WOWOWで生まれて初めて宝塚歌劇の舞台を見た。
あの衝撃は忘れられない。
振り付けの羽山先生の30周年記念公演、ゴールデン・ステップスだった。
その時、真ん中で歌い、踊っていた轟悠さんに一目惚れをした。
その後、WOWOWだけでは物足りなくなって、CSのタカラヅカスカイステージに加入し舞台やショーを見まくった。
みんみも巻き込んで。笑
そして、出会ったのがみっちゃんこと、北翔海莉さん。
最初に彼女の凄さを教えてくれたのはみんみだった。
「この人、いいよね!」って。
それから、生の舞台も行くようになった。
あの頃は、ふつーに宝塚友の会でチケットが取れていたから。
その後、みっちゃんのファン会に入りつつ、そらちゃんのことも密かに応援した。
やがて、みっちゃんがトップになり、ご卒業されたと同時にそらちゃんのファン会に入った。
(同時に複数のファン会に入るのはご法度と聞いていたから。)
なので、みっちゃんのご卒業の寂しさはそらちゃんを応援することで埋められた。
でも、突然発表されたそらちゃんのご卒業は、アタシの心の準備が間に合わなかった。
何をしても、気持ちはずーんと沈んでいた。
そこへ、彗星の如く現れたひょぷ君は、まさにアタシにとってのオアシスであり、救世主と言っても過言でない。
ありがとう。
そして、ありがとう。
アタシの心は彼の笑顔に救われた。
無人島のディーバ(12話)、わかっていても(10話)、時速493キロの恋(16話)。
お話の設定は全然違う。
ひょぷ君の役どころも全て違う。
なので、役者としていろいろな彼を見られることがとても楽しい。
この一週間で一気見して少しわかったことがある。
たった3作ではあるが、韓国ドラマの特徴のようなものが見えてきたのだ。
①シリアスな中にも必ず笑わせるコメディー要素が含まれる。
②誰かしら、過去に何か重大な出来事を抱えている。
③勘違いからのもめごとやすれ違いが起きる。
④想いあっているけど一度は別れを強いられる。
⑤びっくりするほど、みな涙を流す。
⑥希薄な家族関係、お互いを思い合う家族、様々な親子愛が盛り込まれる。
⑦最初は犬猿の仲として描かれているけど、最終的には仲直りする。
⑧かなりの頻度で雨に降られてびしょ濡れになる。
⑨主人公のカップル以外にも、注目したくなるカップルができる。
⑩なんだかんだいろいろあったけど、最終的にはハッピーエンドになる。
こんな感じ。
493キロはバドミントンの実業団チームのお話。
スポコン大好きのアタシにはツボだった。
あと、みんみとも話したんだけど、ドラマに出てくる女優さんを見ていると、ついつい日本の女優さんに似ている人を考えてしまうこと。
わかっていてもの時は、主役のハン・ソヒさんが浜辺美波さんに見えて仕方なかった。
無人島のディーバのパク・ウンビンさんは西村知美さんに見えた。
みんみに伝えたら、浜辺美波さんは賛同してくれたけど、西村知美さんに関しては、
「ごめんね。知らない...。」って。
そうか。
あの子、アタシと同世代じゃないわ。
今回の493キロのパク・ジュヒョンさんが小雪さんと吉田羊さんと石田ひかりさんを足して3で割ったお顔に見えた。
あと、ひょぷ君のお姉さん役のパク・ジヒョンさん。
ジュヒョンとジヒョン。
老眼だから、検索かけても一瞬名前の違いがすぐにはわからんかった。
彼女は新垣結衣さんに似ているって言うのがどこかに書いてあったけど、もっと似ている女優さんがいる気がするんだよなぁ。
アヒル口が板野友美ちゃんにも見えたり。
実業団チームのユニスのメンバーにも木南晴夏さん似の方もいたし。
兎に角だ。
みなさん、恐ろしいほどのスタイルと美しさを兼ね備えていらっしゃるということ。
そして、激怒するとめちゃくちゃ怖いってこと。
感情の爆発のさせ方が日本のドラマとダンチなのだ。(だいぶ慣れてきたけど)
そんなわけで、ひょぷ君沼はもうしばらく続く。
とは言え、ちょっと休憩した方がいい気もする。
冷静にならんといかん。
アタシ、大人だし。
(と言いつつ、TBSのサイトでひょぷ君グッズをポチッたことは内緒。)
あ、そうだ。
最後に全然関係な話をしよう。
アロマディフューザーの水溶性オイルを新調したの。
イタリアのミッレフィオーリのもの。
右のかなり昔にいただいたオレンジ色のヤツを使っているんだけど、減ってきちゃったから新しい香りを買ってみたのだ。
どちらも「外国」っぽい甘い香りがする。
好き嫌いがあるかもしれないが、アタシは大好き。
香りは大切だ。
493キロの最終回を堪能できたので、今夜はぐっすり眠られそうだ。
これからお風呂に入って早めに寝よう。
そりでは、みなさま、今夜もステキングな夢を。
Peace out!