日時:2024年9月6日
会場:東京オペラシティ
指揮 :高関健
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(コンマス:戸澤哲夫)
C席 3F R2-10番台
<木管トップ>
フルート:多久和怜子
オーボエ:本多啓佑
クラリネット:山口真由
ファゴット:皆神陽太
<金管トップ>
ホルン:谷あかね
トランペット:松木亜希
トロンボーン:佐藤洋樹
第372回定期演奏会
ブルックナー 交響曲第8番・ハ短調(第1稿・新全集版ホークショー校訂)
来年3/20のティアラこうとうの公演が東響と被ってしまったため振り替えてもらいました。ティアラはS席ですが、オペラシティではC席。元の価格を考えると500円ダウンではあるのですが、郵便代や手数料を考えると妥当なところ。どれだけティアラが安いかを実感しました。
ただ、C席とはいえ、音は悪くありません。若干金管の音がストレートに聴こえる感はありますが、それより音の豊かさの方が上回り、なかなかいい感じでした。でも何だか段々と体が冷えてきました。上を見ると空調の吹き出し口らしきものが。なるほど、この超暑がりが寒いと感じるとは相当な冷気が送り込まれているに違いない。
さて、曲ですが、ブル8の第1稿という珍しいものだそうです。プログラムの解説によると結構違う所があるようですが、正直、何の違和感も感じませんでした。
演奏は、最初は少し粗さを感じることもあったのですが、段々と熱を帯びてきたように感じ、第3楽章以降は集中して聴くことができました。
弦の音がすごく厚みがあり、ブルックナーの音をより一層雄大な音楽にしてくれる。編成は自席からはステージが半分ちょいしか見ることがてきないため、明確にはわかりませんが、14型の対向だと思います。
第4楽章頭の金管の奏でる勇壮な音楽には鳥肌が立ちました。特に8+1本のホルンの吹き鳴らしが凄まじい。ホルン好きにはたまらない音でした。
高関さんの指揮はややゆっくり目で、どっしりとした世界を見せてくれました。
フィナーレは感動の盛り上がり・・・フライング拍手しやがった奴がいなければもっと感動したんだと思いますが、ほんと最低な奴がいました。恥を知れ、恥をと言いたくなりました。まぁ、ブラボーじゃなかっだけよかったと思うことにします。
久々に聴くオペラシティでのシティフィル、スケールが大きい演奏で大満足でした。