日時:2024年1月27日

会場:ティアラこうとう

指揮:高関健

ティンパニ:目等貴士

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(コンマス:荒井英治)

S席2,100円(シーズン席価格) 1F R-10番台

 

<木管トップ>
フルート:多久和怜子(客演)
オーボエ:本多啓佑
クラリネット:山口真由
ファゴット:皆神陽太

<金管トップ>
ホルン:谷あかね(1曲目は小林祐治)
トランペット:松木亜希(前半は阿部一樹)
トロンボーン:佐藤洋樹


第76回ティアラこうとう定期演奏会

 

モーツァルト 交響曲第32番・ト長調 K.318
カーゲル ティンパニとオーケストラのための協奏曲
R.シュトラウス 交響詩「ドン・ファン」op.20
R.シュトラウス 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」op.28


川崎から錦糸町にJRで移動して、ティアラこうとうまで歩いてきました。


1曲目は、モーツァルトの32番。

あっという間に終了。10分もかかっていないような。

ウトウトしている間に拍手が。


2曲目が今日のハイライト、カーゲルのティンパニ協奏曲。

これは面白かった。

曲自体も結構良かったのですが、何と言っても目等さんのティンパニの妙技。次々と繰り出される変わったマレットと変わった打ち方に興味津々。マラカスで叩いたり、拍子木みたいなのが出てきたり、変なマットみたいなのが出てきたり、終盤にはメガホン(金属製でシティフィルのマーク入り)でティンパニに向かって歌ったり。

最後は例のティンパニに頭を突っ込むパフォーマンス。笑えたなぁ。

滅多に体験できる曲ではないので、生きている間にはもうお目にかかれないかもしれません。

なお、頭を突っ込む時にメガネを外すかどうか気になっていたのですが、メガネのまま突っ込んでらっしゃいました。


後半はR.シュトラウスの交響詩が2曲。

でも、シティフィルにしては弦の音が薄く感じて気持ちが盛り上がらず。

それでもホルンの奮闘が光っていました。

なんだか金管の音で押しまくって終わってしまった感が強く、期待外れでした。

でも、満足です。今日はティンパニの珍曲を聴けたから。