日時:2024年1月18日

会場:サントリーホール

指揮:ジョン・アダムズ

エスメ弦楽四重奏団*

東京都交響楽団(コンマス:水谷晃〈客演〉)

A席4,050円(割引後・2F LB-8-10番台)

 

<木管トップ>
フルート:柳原佑介
オーボエ:鷹栖美恵子
クラリネット:サトーミチヨ
ファゴット:長哲也

<金管トップ>
ホルン:谷あかね(シティフィル)
トランペット:岡崎耕ニ

トロンボーン:風早宏隆

東京都交響楽団 第992回定期演奏会Bシリーズ

 

アダムズ アイ・スティル・ダンス(2019)[日本初演]

アダムズ アブソリュート・ジェスト(2011)*
(ソリストアンコール)ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第13番から第2楽章
アダムズ ハルモニーレーレ(1984-85)

今年、初めてのブログになります。
本年もよろしくお願いします。
前回のコンサートは12/19てしたので約1ヶ月となります。前回も都響で、あの悪夢のようなクリスマスプログラムてした。

今回はジョン・アダムスさんという現代作曲家ご自身の指揮による3曲の自作プログラム。

1曲目は「アイ・スティル・タンス」。
短い曲ですが、ずっと一定のリズムに乗って展開されていく躍動感のある曲。ミニマルミュージックに近い感じですが不快感はなく楽しめました。エレキベースまで入ってなんだかワクワク感すら感じる曲でした。

2曲目は「アブソリュート・ジェスト」。
弦楽四重奏協奏曲みたいな曲。
これも基本1曲目と同じ世界。視覚的にも面白かった。
複雑怪奇な曲なのて、演奏するのは大変だっただろうなと思いました。

後半は「ハルモニーレーレ」。
この曲も前半と基本は同じなのですが、響きに立体的な広がりが加わり壮大な音響空間となった。
メロディーらしいものはほとんどないものの不思議と高揚感がある。
時折訪れるとてつもない巨大な音にすっかりやられてしまった。
これはいい体験をさせてもらいました。
最後はちょっと落涙しました。
結構、興奮したお客さんも多かった様子。わからない人にはわからない世界だと思いますが。