なんだか体調が悪いわけではないけれど、気乗りしない、そして何をしてもなんかダメな日ってある。
もともと母が登山を計画していて、私の休みに合わせて決行。天気も良かったし、スケジュール的にもなんの無理もない山登り。でもなんかダメだった。行き先は白雲山。
朝からなんとも気乗りしない感じで、でもとりあえず母を迎えに実家へ。気乗りしないわりには予定していた時間より早く着いて、母に着いた、とライン。私が早く着いたから仕方ないのに、なかなか出てこない母に少しイライラ。もうダメな日の始まり。
出発してからも道を間違えてさらにイライラ。
そして登り始めてからも、全然気分がパッとしない。なんだかこれは伝染するのか、母も私と同じコンディションだったのか、全然楽しくなかった。と、いうのも二人してバテバテだったのだ。白雲山はそんなにバテる山ではない。なのにこんなにバテているのは何かやっぱりダメな日だから。山頂に着いて、同じ頃に山頂に来た人とも話があまり噛み合わずなんかダメだった、、、。
山頂も小さいハエの大群に襲われて全然ダメだった。
眼科に広がる然別湖を眺めるも、そそくさと下山。
そして事件は起きた。下山途中、母が足を滑らせて転んだが、転ぶ時に手をついて、その時に手首をやってしまった。
「痛い!!あー、これダメかも。折れたかも、、、。」と、母。ダメな日のピーク。
応急処置として、湿布を巻いて、その上からハンカチをぎゅっときつくしめて固定。なんとかゆっくり下山した。
下山してからすぐに病院を調べたけれど、あいにくお昼だったため、どこも昼休憩中。
母は腕を動かさなければ痛くないと言うので、結局湖畔に移動して、そこでお昼とすることに決めた。
湖畔にはちゃんとピクニックスペースが。遊覧船も人はまばらだったけどちゃんと運行していた。
ここで一応お弁当を食べてゆっくりできたのが唯一やすらげた時間だった。帰り道は睡魔が襲ってきて居眠り運転しそうで怖く、道路脇に駐車して10分でも寝ようと思ったのだが日差しが暑すぎて寝れず、、、。日陰で適当に路駐できる場所もなかなか見つからず、辛かった、、、母も腕を負傷してるので運転できず。
車中で母は、「痛いけど動かせるから、骨は折れていないかも!」と一人希望に満ちていたけれど、他にも色々とダメな出来事が続いた、、、このへん省略。
そして結果的に、やはり母は骨折していた
母、人生で初骨折。
身体的にも精神的にもかなりダメージを受けたようで、、、仕事のこともあるし。
やっぱダメなもんはダメな日だった。お互い無言で家路に着きました、、、。

