第二回話し合い終了後。


あとは養育費や慰謝料の金額を決めるだけになった。


私は職場近くで新しい家を探す。

私の給料で払える範囲って意外と限られる。何とか条件に合う物件を見つけた。



私の母は、無理せず実家に帰ってくればいいんじゃない?と言われたが、働きだしてようやく一年。まだ今のところで仕事を続けていたい。

子供の保育園も変えたくない。


母からは、マルは元々家庭に入るより仕事をしてる方が好きなタイプの人間だから。あなたが仕事を続けたい気持ちはわかる。

だけど、あなた一人の人生じゃないから。あなたが忙しくなって寂しく思いをするのは子供たちだから。そこは忘れちゃだめ。子供たちが辛くなるようなら、ちゃんと選択をしなさい。と言われた。



そこは忘れないようにしないとなーと私も思った。

母に感謝。




市役所にも話を聞きに行った。

一人親家庭になるから、どういう支援を受けれるのか。分かりやすく説明してもらえた。

その流れで離婚専門の相談員とも話をした。ずっと誰かに話を聞いてもらいたいと思っていたけど、まさか市役所で聞いてもらえるとは。有難やー


相談員さんは一連の流れを聞いて、私がどうしたいのかを尋ねてくれた。

私自身、離婚を決めたものの、本当にこれで良かったのかなーと悩む日も多かった。私はどうしたい?



子供はあっという間に大きくなって、手がかからなくなる。そしたらそのあとも今のご主人と一緒にいたい?と聞かれた。





私は少し考えた。






私は一緒にいたいです。

でも、それは今の夫ではない。

病気を治して、家族と向き合ってくれるなら一緒にいたい。

だけど、相手に変わって欲しいと思っても変えられる訳じゃないから…


夫が離婚しない限り病気が治らないって言うなら、もう離婚しかないんだろうなーと思ってます。


だけど、一度離婚して彼が家族の大切さに気づいたとして、やり直したいと言われてもやり直すほどのパワーはもう私には残ってない。


離婚後に協力して子育てしていくつもりも私にはないです。

離婚したら関わりを絶ちたい。

と答えた。



相談員さんは、そうだよね。と聞いてくれた。





私は元々白黒ハッキリタイプ。

離婚するなら離婚。さよなら。

としたい。

だからこそ今は決断に悩む。戻れないと思ってるから。




相談員さんは、子供たちにとってはお母さんが笑顔でいてくれることが一番だから。

マルさんがしたいようにすればいいよ。

と言ってくれた。

どうすればいいんだろうなーと悩みは解決しなかったけど、心は少し軽くなった。

誰かに話すって大切。