夫婦カウンセリング後、結論を意識せず問題点について話し合うことになった。


何から話せばいいのか…どういう方向で話していけばいいのか悩む主人。

自分の気持ちを話すのが苦手なことに加え、内容が内容。

マルちゃん怒ったら怖いから…と言われた。

(いやいや。待て。そこはせめて、私を傷つけるようなことを言いたくない。傷つけたくない。だろうが!怒ったらこわいって…未だ自分のことか!自己保身か!!なんだこいつ。)


現時点で、私のここがアカン!という部分は明確にあるらしい。でも、なぜそう思うようになってしまったのかは本人もよくわからないとのこと。

そして、初っぱなからそこをつつくと私の心が折れるかもしれないとのことで、とりあえず、こうなってしまった(離婚したいと思うようになった)経緯を話すことになった。



夫「今思えばなんだけど、結婚前から不安があった」


私「それは、私に対して?それとも結婚というものに対して?」


夫「両方だね。」

夫「マルちゃんに対しては、本当に好きなのかな、愛してるのかな…って。それまでも遠距離で、お互いをすごく知ってるっていう感じでもなくて。転勤のタイミングで結婚することになって、流れに流されたっていうか…結婚後の仕事の様子も想像ついたし(仕事に追われた生活になるという想像)、結婚する意味が曖昧だった気がする。」


夫「でも、やるしかないって思って。そうしてたら子供が出来たってなって。やっぱりやるしかないって。」


私「そう。でも、私がすごく結婚を迫った訳じゃないんだけど…私としては、またさらに遠距離になってダラダラと続けるつもりはなかったし、お互い新しい環境になって遠距離は続かないと思ったし。結婚するならついていく。しないなら別れるっていう気持ちで、そっちから結婚したいって言われて結婚した認識だったんだけど…

私が結婚したがってて、あなたを追いつめたと思った?」


夫「多分、マルちゃんの認識は間違ってないんだよ。でも、選択を迫られたっていうか、追いつめられた気はした。」


私「そうなんだ…私はそこまで結婚相手としてあなたにこだわってはなかったんだけど…」


夫「マルちゃんも不安はあったんだと思うんだけど…」


私「私はさ、そもそも結婚相手については、借金がなくて、暴力振るわない人で、女遊びしない人っていうのが最低条件で、そこがクリアされていればあとは結婚後の歩み寄り次第っていうか。もちろん結婚できる相手と出来ない相手っていうのはあるんだけど…あなたに対しては、一緒にいて受け止めてもらえてる安心感っていうか、この人となら一緒にやっていけるっていうのがあったから。よく知らないとかそういう不安はなかった。」


夫「そっか…」


私「え、でもさ、今は思い出せなくても、私と結婚してもいいって思った気持ちっていうか…結婚相手として私のことを考えて、不安しかなかった訳じゃないよね?結婚したいと思った気持ちもあるよね?」


(え…結婚が決まった時を今思い返しても、不安しかないような雰囲気ではないんだけど…私がこれからも遠距離っていうのは無理だと思うって言ったら、自分は遠距離でもなんでも、私と結婚したい気持ちと、授かれるなら私との子供が欲しいって気持ちは変わらない自信があるって言ってたよね!?)


夫「うん…(特に言わない)」


(記憶が改ざんされてる!)


夫「まぁ、結婚前はそんな感じだったんだよね。」


私「でもさ、結婚して、幸せだなーって。結婚して良かったなーって思うこともあったでしょ!?」


夫「う…ん…。そうだね。長男と次男に出会えたことは本当に感謝してる。」


(え!?そこ!?私と結婚して良かったことで、一番最初に言うのがそこ!?)

(は!?マジで?私、それなりに妻としても頑張ってきたつもり…)

(私は幸せだと思うことたくさんあったよ!?私からみて、あなたも幸せそうだと思ってた。)

(幸せだったと…思ってないの?)


夫「やっぱり自分で自分のことを話していくのって苦手。マルちゃんから質問してもらってそれに答えていく方がいいな…」


私「それは…(黙る)」


(どんだけ自分の事しか考えてないんだ。)


私「(涙が出てくる)それはさ…ちょっと、私にはきつい。」

私「現時点で私から質問するのってさ。このときはどうだった?このときは?って感じでしょ?」

私「それってさ。私が幸せだと思って心の拠り所にしていた部分を…問いただす作業なんだよ。」

私「せめてさ…幸せだった思い出くらい…そのままでいさせてよ…」


(涙が止まらない)


夫「そうだね。それは辛いよね。ちゃんと自分から話す。」


私「あなたがさ、結婚前にそういう気持ちがあったっていうのは、そうなんだーくらいにしか捉えてない。特に傷ついたとかそういうんじゃない。ただ、幸せだった思い出がそうじゃなかったってなるのが辛くて涙が出るだけ。」


私「ちょっとひどい。」



泣きたくなんかなかった。

今回の話の内容なんて、きっと序の口。

これからもっともっと心をえぐられる。


今思えば結婚前から不安があったなんて、後付けもいいところ。

主人と話していると、幸せだった思い出がすっぽり抜け落ちてる。

当時の本心なんてわからないけれど、私は私を信じる。


それにしても、本当に自分の事しか考えてない。

私を思いやってもらえてないことにも、結構傷つく。


私「ちょっとさ、嫌な話ばかりじゃなくて、楽しかった話もちゃんとしよう。話し合いを続けるメンタルが保てない。」


夫「そうだね…」


初回の話し合いは終了。