自分の気持ちを整理してメモに書き、話をしようと誘いました。
「まず私の気持ちとしては、離婚はしたくない。
なんでかなと自分でも考えた。子供のためっていうのはもちろんなんだけど、私があなたを必要としてるんだよね。夫として側にいて欲しい。夫婦でいたい。」
夫「うん…」
「次にさ、確認なんだけど、相手の人って彼氏がいるんだよね?」
夫「いるっていってるよ。」
「彼氏がいるのに、身体の関係があったってこと?」
夫「そのころはまだ付き合ってなかったんじゃない」
「じゃあ最近出来たって聞いたの?」
夫「うん、だと思います…」
「次にさ、現実的な話」
「あなたとその人の関係って、不倫だよね。」
夫「不倫…?うーん?」
「不倫ですよ。あなた既婚者ですから」
夫「うん、まぁそうだね。」
「不倫はさ、色んな人傷つけるじゃない?現に私も食欲なくなっちゃったし、眠くもならない。お義父さん達だっておばあ様達だって、孫を可愛がってくれてるのに会わせる機会が減るかもしれない。そういうの、考えた?」
夫「うん、そうだね…」
「あと私はさ、慰謝料を請求出来る立場にあるんだけど。」「既婚者って知ってて身体の関係があったなら相手にも。」「本当に好きになった人にさ、慰謝料払わせてまで一緒になりたい?」
夫「うん…」
夫「もし本当に払うってなるなら、俺が払う」
「無理!そんなことさせない!絶対!!」
「ちゃんと相手からもらいます。許せない。」
夫「そう…」
「養育費だってさ、月に数万円を20年くらい払わなきゃいけなくなるかもしれないよ。慰謝料で貯金もなくなって、養育費も払い続けるようになること、相手の人わかって付き合うのかな?」
「それだけの覚悟を持って付き合うのかな?」
夫「…」
「私はさ、本気で好きになっちゃったことも、身体の関係があったことも、仕方ないって思ってるよ。過ぎたことだから。でもさ、なんで、この人いいなと思った時点で、距離を取ってくれなかったかな。既婚者なんだから。子供もいて。責任もあるじゃん。そうしたらさ、本気になんてならなかったんじゃないかなって、考えちゃうんだよね…」
夫「うん…」
「私だってさ、悪いところあるよ。気も強いし、正論ばっかりだし、愛情表現も少なかったかも。部屋着もだらしないし」
夫「そんなことないよ。マルちゃんは悪くないよ。」
「いや、あるよ。女としての価値を自分で下げた。やっぱり産後実家に長く居すぎたな…一人にさせ過ぎた。」
夫「うん…」
「あなたの気持ちが離れてしまったのは、私にも責任があると思ってる」
「だから、気をつけれるところは気をつけるようにするから…」
「もう一度、いや、何回でも、たくさん考えたと思うんだけど、もうちょっと考えてほしい。他の可能性」
夫「…」
「もしね、また夫婦としての道を選んでくれるなら、相手への気持ちも一緒に乗り越えたい。だから、一人で決めないで話し合おう。」
夫「…」
「気持ちは伝えてきていいよ。でも、その先をもう一回考えてほしい」
夫「うーん…うーん…」
「家族でいるのが辛い?」
夫「言葉が上手く見つからない…」「毎日色んなことを考えてしまう。罪悪感っていうか…自然と涙が出てくるね。色んな感情がまざって放心状態になる。」
「私たちが側にいるとってこと?」
夫「そうだね…しっくり来てない感じ」
「もしさ、彼女に思いを伝えて受け入れてもらえなかった場合、そのときはまた家族としてやっていける?」
夫「気持ちがなくなることはないと思うから…変わらないと思う」
「ずっと想い続けて、一人で生きていくの?」
「一緒に乗り越えれない?私とじゃ」
夫「うん…ちょっと今すぐは言えない」
「うん、でも考えてみて」
夫「考えたんだよ…いっぱい…」
「わかってる。わかってるよ」
「私の事は、どう思ってる?」
夫「素直にいうと、嫌いではない。でも好きとは言えない。そんな状態。好きっていえる自信がない。」
「いつくらいから?」
夫「相手を好きって自覚してからだと思う…」
「どうしよっかねー」
「あなたはどうしたい?」
夫「一番は、思いを伝えて受け入れてくれるなら一緒になりたい。現実的なことも伝えるし、理性的に考えて選んでくれるならそうなりたい。断られたときはなんともわからない。子供とは一緒にいたいし…」
「私は好きだよ」
夫「マルちゃんのこと好きって思えないことが辛くなっちゃったのね。態度にも出ちゃうと思うし…傷つけると思う。現実的じゃないなと思うんだよね」
「また好きになってもらえるよう努力しても?」
「…まぁ今は考えれないよね。あなたの希望はこっちじゃないもんね。」
「私はやっぱり夫婦でいたいな」
「でも今までとは違うんだろうね。」
夫「そうだね…だって気持ちが同じ方向いてないんだもん…」
長くなったので続きます。