わざわざタイトルに「杞憂」という言葉を選んで使って…「杞憂」に終わる事を望む小心者のばあさんです。

姉たんに遅れる事数ヶ月で歩き始めた妹たん。
慎重な性格らしく、ゆっくりゆっくり歩数が増えていきます。

故に、転ぶ事も少なく無茶な行動は一切ありません。

ただ、歩く度に身体が左右に傾いでしまいます。
これはかなり気になりました。

歩き始めなんて、みんなこんな感じだったかな?とも思いましたが、明らかに姉たんとは足の運び方が違います。

こんなに身体が傾いでしまうのは…もしかして攣縮の影響があるんじゃないのか?

再び、ばあさんの頭の中は不信感でいっぱいになります。

見た感じ、足の太さはバランス良さそうだけど。

長さは?

外来の度に娘に聞いて貰いますが、特に指摘はされず…かと言って足の長さを気にする様子も無く、あっさりと経過観察と言われて終わりです。

そうだよね…何なら手術の失敗や、攣縮の事なんて無かったかのような扱いだもの…

歩いてるんだからいいじゃない…といったところ…。

それ以上を望むのは、贅沢な事なのか?

経過観察と言われた以上、見守るしかないのは分かっていても、もどかしく思うばあさんなのでした。


(ばあたん、何を目指してるんでし?)

               (欲深なんでし。ふっ。)