どこにもいない、ここにいる | The Magellan

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Poetry Magazine Magellan 発行人のブログ





二人分の足音が

突然、水辺から消えて

ゆっくりと僕の身体を侵食していったのは

いつのことだったろうか

いくつもの時間と空間を超えて

空っぽの果実が

庭先で哭いている

この夕焼けはどんなふうに見えますか?

僕はきょうも

未知のきみと出会うために

異数の世界の入口で

耳を澄ましている