影を追う光すっかりきみの街にも 冬がやってきたんだね親しかった人が去ったあとの空っぽの家に代わる代わる新しい冷気が入ってくる木々はただ凝視しているだけで決して漂流者について語らないクリスマスを祝う木管楽器の調べも圧勝とか惨敗とかで翻弄される人々の溜め息もただ凍てついてやがて化石になるとはいえあの頃のあのとき見た夕焼けが 一人ひとり違っているとしてもただあまりに懐かしくて街の片隅に立って今日もずっと空を見上げている