本当の青空 | The Magellan

The Magellan

Poetry Magazine Magellan 発行人のブログ

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本当の物語は、とうに終わっているのか

あるいは、始まりでも終わりでもなく

既知の扉を開く一瞬にさえ 、すべての不思議ときみの気配を感じる

ゆえに、きみはすべての焦燥を遺棄せよ

遠い記憶の日々のただなかで

ひねもす海を見て過ごした

名前のない季節と糧のない暮らしが

再びきみを後ろ向きにする

されど本当の一歩はまだ始まらない

きみの震える背中
流れる髪の炎

花弁から透ける本当の青空

きみはきっと懐かしい光のにほひに包まれる