光の芸術・本郷仁展鏡が張られた2つの四角柱が対角線上に配置され、ゆるやかに逆回転する。柱の回転とともに光源も動き、鑑賞者はサーチライトのように迫りくる光に照射される。鏡に映る自身の像を世界視線のように見つめる装置。無数の像や無限の奥行き。実体と非実体。この古くて新しい課題に対して本郷仁は「光覚」という概念を作り出した。見ることと見られることの創造的なメカニズムが啓示するものはなにか。気鋭のガラス工芸作家の新たな表現へのチャレンジが始まる。