ちょうわ | The Magellan
みずをきる
かなしみのかずだけ
きらめくものも
じかんがたてば
あとかたもない
きょうも
いちにちのひかりが
あふれるまで
つぶやいている
うすくなったかげに
ひにんしょうの
じぶんじしんをみて
ただふるえるだけのいちにち
もう
ふゆのちょうは
ときをこえて
とばないのか
かすかなきぼうすら
じんせいのそとがわに
おしだされ
わたしは
つちにかおを
おしつけている
なだらかなきふくの
こけむしたにわを
みずは
ゆっくりと
しめらせている
いってき
いってき
ちんもくしたせかいの
ちょうわを
たもつために