白岩堰堤砂防施設(富山市、立山町)が、重文指定へ
文化審議会が文科相に、国の重要文化財(建造物)として
立山カルデラの基幹砂防堰堤である「白岩堰堤砂防施設」
を答申。
砂防施設の重要文化財答申は初めてだ。
白岩堰堤は、鍋底状の立山カルデラの出口部分(最下部)
に位置し、国土保全施設として、大量の土砂が一度に流出
するのを防いでいる。
長年、暴れ川で知られる常願寺川の土砂災害から富山
平野を守ってきた。
また、同堰堤は県などが世界文化遺産候補に提案した
「立山・黒部」の主要構成資産でもある。
重文に答申された堰堤は、1929(昭和4)年から10年
がかりで建設され、本堰堤から第2副堰堤までの落差63m
は国内最大。
セメントが本格的に使用され始めた昭和初期にコンクリー
トで建設された大規模な堰堤として、近代砂防を代表する
施設である。
