ガジアンテップ城は町の中心部にある。
城壁はビザンツ帝国時代、ユスティニアヌスにより建てられたそう。



中は博物館になっていて、オスマン帝国歴史から第一次大戦後のフランスとの戦い、トルコ共和国建国まで描かれており、その過程で勇敢な戦士達、ガジを讃える内容になっている。


周囲は堀になっているが、水を流す意味もなく、今は城のたたずまいがあるだけ。


トルコはこうして勇敢に戦った人を讃えたり、殉職したり被害にあった人々を悼むのがよくあります。

小高い丘で、周りを見渡すにはいい場所です。
しかし、暑い。39度。ガーンガーンガーン

次に案内されたのはハマム博物館
ハマムはトルコ風呂ですが、その歴史は紀元前3000〜1200年まで遡る。

古代ギリシアでは風呂が社会的に浸透しており、水風呂、ぬるま湯、熱湯風呂と3種類にわかれていたそう。ローマ帝国時代の風呂やトルコ風呂も、これが原点になっている。

その後セルジューク朝時代に領土とともにトルコ風呂は世界的に有名になり、16世紀までにトルコでも日常化したと。オリーブ石鹸や垢すりもこの時には確立したのでしょう。


桶やタオルを展示

オリーブオイル石鹸も中東土産では定番になりましたね。貴公子も1キロ買いましたおねがいおねがいおねがい

3種類の風呂はいずれも狭い通路で渡れるようになっており、湯冷めすることもなかったのでしょう。
風呂上り、女性たちは熱を冷ましながらフルーツなどを食べたとのこと。

ハマムに行きたくなって来た照れ照れ照れ

アンテップの人たちは皆親切。懐っこくはあるけど、ねちっこくない。イスタンブールよりこっちの方がいいわ。