昨夜 仕事から戻り寝酒をちびちびやりながら居間でネットを見ていたら

同じく一緒に帰宅した主人が前の席につき、ノートを広げている

もしかして。。。。

そう。息子(高1)の数学の宿題を点検中

こっちでは塾は基本なく、もし勉強に補足が必要であれば家庭教師をお願いするのが

一般的

そして、親が子供の宿題に目を通すのは小学校から当たり前

通学の送迎義務に、宿題に、習い事は付き添い

親は子供と関わる時間が義務も含めて多いのである

子供の落第制度は幼稚園から

勉強出来なければもう一年やるだけのこと、落ちたくなきゃ

頑張れ。至ってシンプルなお考え。

小学校での懇談会も

「すみません、息子が落第して妹と一緒の学年になっちゃったので

遠足とかの行事でお金がいっぺんにかかるの大変なんですけど」

なんて話もあったりする

もちろん教育熱心な親御さんもいっぱいだし

お父さん方の参加率も高し

送り迎えもパパ多い。すごく素敵な事だと思う

日本のPTAをよく知らないが、こっちは共働きが普通なので

行事があったりした時のお手伝いは任意

基本 参観日も運動会も家庭訪問もなし

先生に話がある場合は予約をとるだけ

先生から話がある時も同じく打診してくるだけ

年度末の終わりに学校全体でお別れ会をするぐらいである

しかし!

家で宿題を見るのは時間がかかる...

おまけにフランス語なのだ、ワタシには思いっきり限界が....

数学に至ってはだいっキライなのよ!!学生ん時から

未だにエクセルだって電卓片手にいじってるのよ

計算機だって足し算、割り算、かけ算以外の機能使ったことないんだから

60にして高1の数学チェックしているダンナはエラい

まあ、もともと数学には強いほうだがそれでも仕事のあと

子供の数学だの仏語だのをチェックするのは体力と気力がいる

息子は毎年、毎年落第すれすれでなんとかやってるので、また今年も

怪しい雲行きヒシヒシ

主人は成績について厳しいことを言っているが

ワタシはゆるゆる。自分が数学苦手だったこともあり

そんなこと出来なくても人生行きていけると背中を叩いて豪語する

今朝、ワタシが三角形の面積出すのにつまずいた話を聞き、息子は

ニタニタ

こんな事ぐらいで自信がもてるなら、いくらでも一緒に数学考えてあげるよ

もう最悪だから、おかーちゃん

微分、積分なんてもう漢字しか書けません!内容まったく思い出せません!

ツルカメ算も池のまわりを何周したかも知った事じゃありません!

今日はムスメの日本語教室

こっちの宿題はちゃんと見ているが、ムスメのやる気もマイペースなので

ゆるゆる先生もさすがに「あの、もう少しですね、覚える気構えあるといいなー」

はい。母子共々マイペースで頑張ります