あぁ、これだ。

 

わたしが求めていたもの。

 

まさにこれだった。

 

自分がちゃんと望んで、

その結果手に入れていたことに気付いて

 

とても嬉しい気分。

 

何事にも動じない心を保てること。

 



 

求めていたのは『何事にも動じない心』

 

コロナ禍の頃の話。


次女のクラスで

新型コロナウィルス感染者が出たため

2日ほど学級閉鎖となった。

 

 

その時の連絡は、一斉配信メールで届いた。


学級閉鎖の連絡を受けた時の反応

 

メールを見たわたしは、

「ついに波が来たかー」と思った。

 

 

1か月前あたりからすでにチラホラと

学級閉鎖のクラスは出てきていて、

 

その少し前には

次女の隣のクラスが学級閉鎖になっていた。

 

 

いつかは来るかも。

 

 

そんな覚悟はもちろんあった。

 

 

でも、思いのほか落ち着いていられた。

 

もっと「どうしよう、どうしよう」って

うろたえてしまうかと思った笑

 

 

メールを見たあと、家族を集合させて

学級閉鎖の連絡が来たことを告げた。

 

 

次女は『ヤッター』と喜び、

長女は『わたしも休む?』と聞き、

夫は『あー、ついに来たなぁ』とわたしと同じ反応。

 

 

とりあえず濃厚接触者にはならないらしく、

検査も必要なし。

 

ただ学級閉鎖の間は自宅待機。

 

それだけの情報を伝えて、

集合した時間は約3分。

 

そして、解散。

各自自分の自由時間へと。

 

日常を乱すことなく受け入れられる寛容さ


本当に、ただ伝えるべきことだけ伝え、

来るべき学級閉鎖の日は淡々と過ごすのみだった。

 

 

わたしも夫もテレワークで在宅勤務。

 

次女ももう小学生だから、

昼間は1人で勉強して過ごしていられる。

 

だから別に仕事を休む必要がない。

 

これが動じなかった一番の理由かと思う。

 

 

次女は学校で支給されたタブレットもあったから

それで勉強を進めたり、

 

姉の漫画を読み漁ったりしながら

あっという間に日は過ぎた。

 

 

お昼ご飯だけ準備してあげたらそれでいい。

 

 

学級閉鎖だからといっても変わらない

ザ・日常!

 

 

 

本当に、これだったんだな。

 

日常を乱されないって、

わたしの中ではとても大事なことで、

 

何かの影響でそれが揺らぐことがあると

とても気分が悪くなる笑

 

 

それがないって、本当に素敵なことで、

そしてまさにわたしはこの世界を求めていた。

 

そのことに改めて気付いて、

それを受け止められた寛容さに大満足♡

 

 

その昔、といっても数年前、

自由な働き方を求めて起業を夢見ていた時期がある。

 

自由を手に入れるには、

フリーランスで働くしかない!

 

そう思い込んでいた時期。

 

 

今ならわかる。

 

自由なんて、働き方とかそんなんじゃなく、

自分の心持ちで決まる。

 

自由だと思えば、自由だ。

 

会社員だって、全然自由だ。

 

今のわたしは自由に有給を取るし、

中抜けする時間も取る。

 

自分の心持ちだけの話。

 

 

もし仮に、フリーランスとして働いていたとして、

今回のような状況で同じように

『動じない心』を保てただろうか。

 

その頃と同じ思い込みをしていたなら、

きっと慌てふためいていただろう。

 

思い込みに気付いて、心持ち次第だとわかったなら

今と同じく動じないだろう。

 

どんな働き方をしているか、じゃない。

それに気付けたことがとても自由で幸せだ。

 

 

HTL  philosophyで学んで、やっと定着してきた。

こういった経験はどんどん記していこう。


今のわたしだからこそ

記すことができるものだからね。

 

 

◉まがたま◉