以前、

コンサルを受けに大阪に行った時のこと。

 

 

“失敗したなぁ”

“やっちゃったなぁ”

 

って、思うことがあったんです。

 

 

でも、その後の展開で、

 

「あぁ良かった♡」 と思うことができて、

 

 

それって、

 

どこにフォーカスするか

 

 

ってことが大事で、

 

気持ちに大きく影響しているなと

感じたんです。

 

 

どんな出来事か、お話ししますね。

 



 

まずは大阪行きの新幹線でのこと。

 

 

 

指定席が取れずに、

自由席に乗ることになってしまいました。

 

 

 

切符は、あらかじめ金券ショップで

回数券を購入しておいたので、

 

それを自分で

指定席に変えれば良かったんですが、

 

 

すっかり忘れてまして

 

 

 

当日、指定席を取ってないことに気付き、

新幹線改札前の販売機で予約しようとしたら

 

 

もう満席で予約できなかったんです‥涙

 

 

約束の時間に間に合うようにするには、

 

新幹線の時間を遅らせるわけにもいかず、

 

仕方なく自由席に乗りました。

 

 

 

自由席でも、

何とか3人がけの座席の真ん中が

空いていて、座る席は確保。

 

 

まぁ良かった‥と思いつつも、

 

 

両脇がおじさんで、

ほんのりとタバコの臭いが‥する‥

 

 

イヤーな気持ちになりました。

 

 

 

あーあ、やってしまったなぁ‥

 

ちゃんと前もって指定席取っておけば良かった‥

 

 

 

この時の気持ちは落ち込んでました。

 

座れたのは良かったけど、

やっぱり次からはちゃんと指定席予約しよう

って心に誓いました。

 

 



 

気分が浮かないまま、

 

京都駅に到着。

 

 

すると、通路側の男性が降りていきました。

 

 

両隣おじさんに囲まれる状態から

逃れることができて、

 

内心ホッとしました。

 

 

 

続いて、空いたその席に、

 

抱っこ紐で赤ちゃんを抱えながら、

3歳くらいの男の子を連れたお母さんが

座りました。

 

 

ここで少し状況説明をすると、

 

わたしが乗った時もそうだったけど、

 

けっこう乗車率が高く、

空いている席を見つけるのも難しい。

 

1つの席なら空いているけど、

2人並んで座れる座席は空いてない状態でした。

 

 

なので、とりあえず1つ空いていた

わたしの隣の席を見つけて、

そのお母さんは席を確保したんでしょうね。

 

 

お母さんは抱っこ紐抱えながら座ったけど、

 

連れていた男の子は

通路に立っている状態でした。

 

 

 

「あ、これは席譲ろう。」

 

 

って思ったから、

荷物をまとめて席を立って

 

 

「次でもう降りるので、ここどうぞ」

 

 

と、席を譲りました。

 

 

お母さん、とっても嬉しそうな顔で

ありがとうございます!

って言ってくださいました。

 

 

特に“席譲らなきゃ!”みたいな思いはなく、

自然な流れとしてやったことだけど、

 

やっぱり感謝されて

わたしも嬉しくなって、

ニヤニヤしながら、デッキに行きました。

 

 

デッキに行って、ドアのところの

窓から外をふと眺めたら、

 

当たり前だけど、

そこは京都の街並みがありました。

 

 

 

でね、その時気付いたんですよ。

 

 

 

 

あ、わたし、

 

新幹線に乗り込んでから、

 

一度も窓の外の景色を見てないや!!

 

 

 

 

せっかく名古屋から大阪まで行くのに、

 

ちょっとした旅行気分味わえるチャンスなのに、

 

景色をまったく見ていなかったなんて〜

 

 

 

 

 

 

そうだ、窓側にはおじさんが座っていたから、

そっちに視線を移すこともなく、

 

(なんなら、たぶん確認してないけど、

カーテン閉められてたような?)

 

ただ自分の席で小さくなって、

スマホ見てただけだった。

 

 

 

窓の外に流れていく、

京都の風景を楽しみながら、

 

小さな子連れの親子に席を譲れた嬉しさと、

おかげで窓の外の景色を楽しむ時間ができたこと、

 

その幸せをじんわり感じて

 

むしろ、わたしの隣の席に座ってくれた親子に

こっちが感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

 

 

 

 

指定席ではなく、自由席になった不自由さや、

おじさんに囲まれてイヤだなと思った憂鬱な気持ち。

 

 

そこにフォーカスしていたら、

きっとこんな風に景色を楽しめなかった。

 

 

幸せな気持ちになることもなかった。

 

 

 

親子に対して、「譲らなきゃ」って思いから

席を譲ったなら、

「デッキで立たされることになった」みたいな

被害者妄想とか、してたかもしれない。

 

 

わたしは単に、

 

今回もやってしまったなぁという気持ちを、

 

そのまま素直に受け止めて、

 

経験値としただけ。

 

だからその後の展開も、

変な妄想を乗せずに

フラットな感情で行動できたんですよね。

 

 

 

結局は全部、自分がどう捉えるか。

 

 

 

どこにフォーカスするか!

 

 

 

それだけで、気持ちが変わる。

 

見える景色も変わる。

 

 

 

どっちが良いとか、こうした方が良いとか

言うつもりはなくて、

 

これが正しい捉え方だとも言う気はさらさらなく、

 

藤本さきこさんの言葉を借りるなら、

 

 

どちらを選ぶかは

好みの問題

 

 

 

ってことなんですよ。

 

 

 

あー、やっとわかった。

これが、好みってやつで、

自分で選べるってことね。

 

 

 

↑ここら辺は、書きながら繋がった!

 

 

 

どこにフォーカスするか

 

「ある」もの、「ない」もの

 

どちらを選ぶかは自由であり

 

好みの問題である

 

 

 

 

こんな出来事があったので、

清々しい気持ちで

無事に大阪に辿り着くことができました

 

 

 

大阪まで行くことになった、

それ自体が必然であったかのように、

思ってしまう。

 

そこらへんもくっつける必要はないけど、

大いに意味のある大阪遠征でした。

 

 

◉まがたま◉