東京・六本木ヒルズ入り口前の
街路樹、
ちょっと前までツツジが咲いていたところに、
白くて可憐な花が
ひょっこりと顔を出しています。
梅雨時に咲く、クチナシの花です。
クチナシの花で思い出すのが
女性ジャズボーカリスト、
ビリーホリデイ。
彼女は舞台に上がる時、
よく白いクチナシの花を髪飾りに
使ったと言われていて、
彼女の名盤のジャケット写真などでもその姿が確認できます。
ビリーホリデイが歌う曲の中で
個人的に好きなのが、
テナーサックスのレスターヤングとの共演で収録された
「When you're smiling」
張りのある美しい歌声はもちろん
歌詞もまた良いんです。
君がほほえめば、
世界中が一緒にほほえむよ
君が大笑いすれば
太陽まで輝き出すよ
でも、もし君が涙したら
雨を呼びよせてしまう
だからため息つかないで、
楽しくいこう!
...
このような歌詞の内容。
梅雨に入ると、曇りや雨の日が多くなって、
気分的になんだか曇りがちになってしまう時もありますよね。
元気がない時などにもそっと励ましてくれるような一曲です。
ちなみにクチナシの花言葉は
「喜びを運ぶ」「とても幸せ」…だそうです。
この週末、
みなさんにたくさんの喜びが
届きますように!