600円という格安でフィルムカメラを手に入れたので、紹介を。
なかなか無骨な外観。
フィルム時代のコンパクトカメラというと丸っこいものが多いという印象だけれど、なんていうか、リック・ディアスみたいな見た目でかっこいい。
レンズを露出させた状態(分かりづらいけれど)
RICOHのTF500-Dという機種で、1987年に発売された機種。
背面。
上のスライドボタンを左にずらすことでファインダーとレンズが露出、電源が入る。
そしてボディ上部右のボタンを押すと……。
レンズが飛び出す。
このカメラは通常時は35mmのレンズだけれど、このボタンを押すことで70mmの中望遠レンズになるのだ。
この時代ではこういった2焦点レンズを搭載したカメラというものがいくつかあったそうで、この500-Dが登場したときはそうしたカメラの中でも最小最軽量だったそうな。
ズーム機構じゃないので不便かと思えるけれど、考えてみればレンズ交換の手間がいらないスナップ用カメラみたいなものなので、そうネガティブになることもないかもしれない。
切り替えもスムーズなので、場面に合わせて広角と中望遠を使っていきたいところ。
ということで、次回からこのカメラで撮った写真を紹介していく。
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