ある日、インスタのフォロワーがストーリー内でこんな質問をしていた。
「観光地じゃなくて、良い撮影地知らない?(意訳)」
意訳とあるが、英語での質問だった。
翻訳サイトを使った怪しげな英語を駆使(?)し、「ここなんかいいんじゃない?」「あーそこは行ったことがあって……」「あ、それならここは?結構マイナーでしょ」「いいね!メモったよ!」的な会話を繰り返していたら……。
何故か一緒に撮影に行くことになった。
経緯は色々端折ったけど、こんな感じ。
ということで、ミャンマー人のMくんと共に、スナップが撮りやすい東京の街第1位(私調べ)の高円寺撮影会を決行した、そんなある日曜日の記録。
まずは南口からスタートして、新高円寺駅方面へまっすぐ歩く。
ぎゅうぎゅうに詰め込まれたミkkぬいぐるみたちは何を想うのだろう……。
住宅街のほうへ行くと、何軒か半分廃墟化している家を見かけた。
長仙寺というお寺さんでは魅力的な光が射していた。
高円寺といえば、ガード下。
少し前にMZ-30のテストをしたときにも感じたけれど、以前より明らかに営業しているお店が減ったよね……。
同じくガード下で、韓国料理のお店だったかな?
井戸端会議中……。
この辺からは高円寺から中野へ移動。
ちょっと離れてるけれどデート中……?
中野に着いた。シャッター、怖い。
夜にはちょっと見たくないやつだねこれ……。
Mくんと別れたあとに自主練。
私はデジタルでは50mm、フィルムでは55mmといつものセット。
Mくんは標準ズームだったけれど、換算35mmが好きだそうで基本的にズーム機能は使わないそうだ。
好きな被写体でいうと私は街(というか道?)で、彼は人がメイン。
私の場合は人はあくまでも装飾品という考え方で、例えば面白い看板を見つけたら空いてるスペースに人が来るのを待って撮ることが多く、わざと遅いシャッタースピードで撮ったりする。
それに対してMくんの場合はあくまでも人を中心に考えていて、シチュエーションはサブセットなのだと思う。
同じ被写体を狙う場合でも、私はミドルからローポジションを多用するのに対して、あちらはミドルからハイポジションを使うことが多いように思えた。
ランチも含めてせいぜい4時間程度の撮影会だったけれど、そんな短い時間でも考え方の違うフォトグラファーと撮影を共にすることは、大変勉強になった。
これを私自身の撮影に活かせるかどうかはまだ分からないけれど、いざというときはこの日の経験がきっと役立つだろう。……たぶん。
それにしても、彼の年齢を訊いたら22歳だって。
私が今年34歳なので、まさかの一周り……。
今まで年上の人と撮りに行くことはたまーーーにあったけれど、たぶん年下の人とは初めてなんじゃないかなぁ。
楽しかったのは楽しかったけれど、なんだかおじさんになった気分。おわり。
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