川勝正幸さんの最後の仕事『丘の上のパンク』 | エディトリアルデザイナーのデザイン解説

川勝正幸さんの最後の仕事『丘の上のパンク』

当社気鋭デザイナー・マツダさんに、
ポップカルチャーを世に広めた川勝正幸さんの
活動について語っていただいています。


マツダ「川勝さんが最後にやった仕事が
    この『丘の上のパンク』という本です。


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    藤原ヒロシっていう
    一般的に有名なのか知りませんが、
    ストリートカルチャーを
    世界標準に押し上げた人です。」


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なんか有名ですよね。


マツダ「最初、『グッドイナフ(GOODENOUGH)』という
    ブランドからはじめて、


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    裏原宿で有名なapeのNIGOや
    アンダーカバーの高橋盾(たかはし じゅん)という人の
    背中を押してあげたそうです。


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    この藤原ヒロシさんは
    小さいところからはじめたわけです。

    ここに書いてあるのですが、
    「時代をエディットする男」ということで、
    時代を切り取って行く人です。


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    小さいところから今は大手のNIKEやNINTENDO
    という対企業をひとりでやる人です。

    この人の半世紀を書籍化したというのが
    川勝さんの最後の仕事でした。

    これが最後の宣材写真になるんじゃないかと思います。


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    この本は作るのに5年かかっています。

    「まだかまだか」っていう声が大きくて
    途中ちょっと精神的なものもあったらしくて、
    なかなか仕事が進まなかったということも
    あったみたいです。
    5年かかってようやくできました。

    これはどこの書店に行っても売り切れでした。
    入手するのに苦労しました。

    これが最後の大きい仕事でした。

(つづく)