スマホの雑誌は作りづらい? | エディトリアルデザイナーのデザイン解説

スマホの雑誌は作りづらい?

Mac雑誌の話からスマホの雑誌の作り方へ話題が移ってきました。

養命酒くん「今は出版社がなんでもムックにするっていう流れに
      なってしまいましたね。」


オザワ「パソコン雑誌も一部専門誌とWindows誌と、
    『MacPeople』『MacFan』のようなムック的な
    充実した内容のものに分かれていますね。」


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養命酒くん「こういった雑誌はMacというだけで、
      iPhoneとは別な感じですか?」


オザワ「そうですね、iPhoneは新しいモデルが出たら
    特集は組まれますが、
    それほどiPhoneに特化していたり、
    ガジェットに特化しているわけではないです。

    逆にiPhoneになると、
    それだけでムックが出るじゃないですか。

    その流れでうちでも晋遊舎さんから
    たまにデザインさせていただいたりしますね。」


養命酒くん「最近はAndoroid・iPhone系は多いですね。」


オザワ「Andoroidは多いですね。

    うちの社員でも下手したら6誌ぐらい、
    ほぼ毎週そればかりやっているような人がいます。」


養命酒くん「スマホはアプリがバンバン出るから
      アプリ本という形で作りやすいんですよね。」


オザワ「iPhoneが普及していったときに、
    iPhoneの専門誌みたいなのが一気に創刊されたんですけど、
    その中で三栄書房さんの『iPhone Magazine』が
    突出していました。


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    いろんなところから関連書籍が出ましたが、
    最終的には『iPhone Magazine』の一人勝ちに終わりました。

    不定期刊行が隔月になり、ようやく最近毎月になったようです。」


養命酒くん「まあ、作りづらいというのもあるんでしょうね。

      最終的にはアプリの話ぐらいしかできなくなりますから。

      そんな毎月OSが新しくなるわけではないですし。」
(つづく)