蕎麦道 | 温泉旅館「まふゆん」

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普通に1シーズンとかほっぽかすまふゆんです。
皆様、こんにちは。

さて、今日は戯言でもつぶやいて逃げ出そうと思います。
題して「蕎麦道(そばみち)」。
私の蕎麦に関する雑感です。120%面白くはないですよ。最後まで読んだら飴ちゃんあげます。

さて、まず蕎麦って食べ方をはじめ好きと言うだけで色々言われてしまいますよね。
でも実際にそんなん人それぞれの好き好きだと思うんですよ。
何より蕎麦像みたいなのが人それぞれにあって、そこからはずれるとすぐに罵倒の連続です。
すすめる方は、だったらどんな蕎麦が良いのか先に言いやがれこの野郎となるわけです。
蕎麦ってホント抽象的だから大変なのよ?
だから私にオススメは聞いちゃだめ!!w
聴かれたら、見えた蕎麦屋全部に入ってそれぞれ試してきなさいこん畜生。
こんな回答になる事間違いなし。
って、なんだこの冒頭いらなくないか???

あ、さて、蕎麦屋ってのれんがあって意味不明な文字かかれていませんか?(急に話を始める)
のれん

これ、読めます?
「なまきむ!」うん、はいはい、形から連想して頑張ったね。よしよし。
実際に読める人は多いんですが、これ書けます?
「きそば」って書いてありますが、「生蕎麦」とは書いてないわけですよ。
これね、、、
 
 
「生」「楚」「者゛」って書いてあるんです。
 
 
…ハァ?
 
 
はい、想像通りの反応ありがとう。
嘘コケや!!って良く言われるんですが、マジなんです。
読めねぇぞゴルァ!!ってのも良く言われるんですが、漢字じゃないんですよ。
 
 
…バカ?ドウミテモカンジダロ?
 
 
はい、繰り返しの想定内の反応どうもです。
これを漢字と言ったら、濁点とかおかしいでしょうに。
これは、変体仮名ってやつでして、「楚」「者゛」で「そ」「は゛」になります。
 
 
…ニュウリョクシテモデネェゾウソツキ
 
 
もう、その反応めんどくさい。
変態かな、、、もとい変体仮名は、文字コードが割り当てられてないんだからしょうがない。
どうしても打ちたければ、今昔文字鏡フォントでも買って下さい。

とまぁ、変体仮名に関しては昔ながらの料亭や旅館ののれんとかで残ってますね。あと書道とか。草書とも違いますよ。

て、フォントの話じゃなくて蕎麦の話に戻りましょう。まずは、蕎麦の味について。

正直に言います。私は蕎麦の味は繊細すぎてほとんどわかりません。
だから、蕎麦の味と私がいえば、香りが9割です。
新そばの時期は色々とわかりやすいんですが、時期が過ぎるとトンとわからなくなります。
困ったもんですよね。これでも蕎麦好きなんですよ。えぇ。

まぁ、正直蕎麦の味なんて万人向けの味だとは考えていませんし、蕎麦を食べて、甘い、しょっぱいなど、はっきりとした表現を語ってる人は見たことありません。蕎麦汁は置いておいてくださいね。。。
つまり、蕎麦は美味しい、美味しくないって表現にとどまる。
という事は、化学調味料の感覚と同じくらい繊細な味であって、わからない人にはわからないんじゃないかと思っています。
だから、蕎麦の味がわからなくったって、いいんですよ!
味がわからなくても好きなんですから!!(なんか馬鹿発言な気が。。。

そんなだから、香りを大事にする食べ方にだけは気を使っていると思っています。

ちなみに以下は私の食べ方ですからね?
この食べ方ですすめてはいませんからね?
これでまずいとか言っちゃ駄目よ!?
 
 
 
さて、はじめていく蕎麦屋の蕎麦は何もつけないで口に含みよく噛んで飲み込みます。
ゆっくり確認しながら噛みます。飲むまで噛みます(出た馬鹿表現)
この時点で確認するのは香りの度合い。
噛んだ瞬間に香りがはじける蕎麦や、複数回噛む事によって香りが染み出してくる蕎麦など、香りの性質も違うので、最初の一口で香りの質を判断します。
 
え?わからない??
わからなかったら、水を口に含んでから、もう1回かみなされ。
ざる蕎麦を頼んでて海苔と一緒にやったら駄目よ。海苔の香強いから。
(現在では海苔があればざる蕎麦。なければ盛り蕎麦。昔はちなみにもっと厳密に違いがありますた)

で、蕎麦の芳醇な香りがする場合、お猪口に浸る程度の汁を入れ、蕎麦の端だけつけて一気にすすります。
ポイントは息つきする事なく一気にです。
苦手ならすする前に、思いっきり空気を吐いてからすするべし。
吸うと同時に口の中で蕎麦の香りが広がり、すすりきる所で、濃い味の蕎麦汁が蕎麦とは違う香りと味を運んできます。
噛むと同時に香りがはじける蕎麦は少しだけ噛んで香りを楽しみ、のど越しを楽しむ。
染み出す香りの蕎麦の場合はゆっくり力強く噛んで少しずつ香りを楽しみ、のど越しを楽しむ。
どちらの場合も、かむ回数は少なくして、のど越しを楽しむ方がベターかな。

香りがしない蕎麦だと私には味がさっぱりなので、お猪口にたっぷり汁を盛って、べったりつけてすすります。はっきり言って、汁の香りと味だけで流し込む作業となります。

この2パターンの食し方が大体です。

アレンジを加えるのは蕎麦の太さによる汁の量。太い場合は猪口に多めに汁を浸し、細い場合は少なめにして、すすり上げる汁の量を調節しています。
細い方がより多く絡んできますからね。

さて、のど越しも良くわからないという人がいますね。
私もよくはわかりません。
でも基本的に日本人の食べる麺類はのど越しを味わうのが大半なわけで、なんとなく理解しているとは思うんです。
うどん、蕎麦、博多ラーメンなど、ちぢれ麺でもない限り、すーっとのどを通って香りを撒き散らしているのがのど越しなんじゃないかなぁと。
だからこそ、なるべく噛まない。
噛むのは必要最低限の回数にして飲む。
噛まないで飲むって人もいるんですが、すするのと飲むと言う動作を一緒に出来る人は人間じゃないと思ってるんで、私はすすりきって噛んでから飲みます。

あ、なんか急にまともな文章になってきて眠くなるねコリャ。
でも、もうちょっと真面目なのが続くよ!!

なんか詳しそうな人にその方が美味しいからと進められたりしても、自分が美味しいと思う食べ方で食べた方が幸せだと思います。OKFF(※喰いしん坊参照)みたいに汚い食べ方はあまり関心しませんけども。
なので、意味がわからない食べ方は、すすめられてもやらない方が良いと思います。
だから、私が書いたのも試しちゃ駄目よ!!
あれ?なんで、私このブログ書いてるんだろ。。。涙が。。。

そしてそして、やってくるのが蕎麦湯。
味に関する前に、客商売として素晴らしいなと思う蕎麦屋は、あと1口2口で蕎麦が終わるというタイミングで蕎麦湯が来ます。
もう「うおおおおおおおおおお」って一人感動しまくりですよ。
もり2枚とか頼んでいて、1枚目が終わると同時に2枚目が出てくるのも良いお店ですよね。

話がずれましたw

蕎麦と同時にもしくは口をつけはじめるタイミングで蕎麦湯を持ってこられる店は、どうかなぁと思わざるを得ません。なんか「早く食って出て行け!」「席開けろよ若造が!」って急かされてるみたいで、あんま蕎麦を楽しめないんですよね。
なので、蕎麦湯の出るタイミングとかでも感動したりしますし、名店はその辺徹底ぶりが凄いです。

で、この蕎麦湯。残す人は…なんだかなぁって印象です。
なんで残り汁すすわなきゃならんのじゃボケェって人もいるんでしょうが、消えてください。
一口もつけないで蕎麦屋を後にする人もいるんですよね。急いでいるのかもしれませんが。

先ほども、私は香りが味の大半だといいましたが、まさに蕎麦湯は香りの宝庫なわけです。
それこそ、香りがしなかった蕎麦でも、蕎麦湯だけはものすごいいい香りがしたり、これは本当の意味での最後の口直しだと思うんですよね。
だから、たっぷりゆっくり味わう。蕎麦湯でさっき食べた蕎麦の本当の香りがわかる事も、まぁあります。稀にですけどね。
なので、汁がなくても、ちょっと猪口に入れて嗜むのが良いと思いますよ。急いでても。最後に良い蕎麦の香りが残ったらまた来ようかなと思えるかもしれないじゃないですか!
 
 
力説した所で、独りよがりの思想だってのは理解してますとも。えぇ。。。
 
 
他にもてんぷらや、日本酒など切っても切れないという人もいますが、私自身はどっちでも良いと思っています。
油に弱い人が蕎麦食べられなかったり、お酒に弱い人が蕎麦食べられなかったり、そういうのはおかしいと思うんで、蕎麦は蕎麦だけ楽しむでも全然問題ないと考えていますよ。

長くなりました(苦笑)
そんなこんなで話をまとめると、結局蕎麦が大好きなんですよ!!w
(ぇ?そんだけの事でこんなに長くなるわけ??シネバイイノニwww)