先日、中之島美術館(モネ展)と
国立国際美術館(古代メキシコ展)のハシゴ計画
開館時間までに到着するように出発
まずモネ展からと思ったけれど
10時前に到着したら既に長蛇の列!
これは並んで入ったら沢山の頭越しから絵を見ることになるなぁと思い、
先に古代メキシコ展から入ることに
こちらはスムーズに入館できてラッキー
前15世紀から後16世紀(スペイン侵攻)までの3千年以上に渡りメソアメリカ(メキシコと中米の一部)に様々な古代文明が繁栄した
今回の特別展はマヤ・アステカ・テオティワカンに焦点を当て、遺跡からの出土品約140件が展示されている
古代メキシコ文明について調べたら、現代では考えられないような思想もありつつ日本でも、同じような歴史を辿ってきているなと思うところもある
とてもユニークな出土品
こういうのを見てると
「作れそう」なーんて妙な創作意欲が湧くわ
こんなぐい呑み作りたいなーと思ったら
骨壺だったりするんだけど...
私がいちばん惹かれたのは
球戯をする人の土偶(マヤ文明)
お相撲さんに見えて愛着が湧く
まわしみたいなのは防具
シャキーンっとポーズを取ってるように
見えるのは腰を使って球を打つため
その球というのは大きくて重いゴムの球
ただの球技ではない
命懸けの試合で
負けたら生贄
勝ったら生贄
と諸説ある
生贄は名誉とされていたとか
古代メキシコ文明は
神々の犠牲の上に人間が存在するんだから
人間も神に心臓を捧げなければならない
という考えを持つ
目玉は「赤の女王(レイナ・ロハ)」
マヤ文明の古代都市遺跡パレンケ、
その黄金時代を築いたパカル王の妃の可能性が高いと言われている
語ると長文になってしまうので
見たものの紹介だけになってしまいましたが、
学生時代に授業でサクッと習っただけの文明が、
こうして出土されたものを見て知ると、
このミステリアスな文明をもっと知りたい気分にさせる特別展でした