疾風ついに迎えた、110メートルハードル決勝。高校最後の大会だ。この日のために毎日ハードな練習をやってきた。俺のことを支えてくれたコーチや両親に、最高の結果で応えたい。ピストルの音と同時に走り出した。……ふくらはぎが痛い……ふくらはぎがすごく痛い……準決勝では痛くなかった、ふくらはぎが決勝では引くぐらい痛い。七位だった……。