2022年3月 SOX療法1クール目

読んで下さってありがとうございますニコニコ


2022年3月10日より、彼はSOX療法を開始しました。

オキサリプラチンの点滴とS-1の服用を2週間、1週間の休薬期間があり、2クール目となる治療をまた2週間という治療方法です。


3月10日は、3月なのにとても寒い日でした。

病院でのオキサリプラチン点滴後、すぐに末梢神経症状が出たと彼は言っていました。


凄くビリビリして痛い………、

凄いよ、これは…………


と言っていたのを覚えています。


早く暖かくなれ!とずっと思っていたので、彼が治療開始直後に急に冷え込んだことを覚えています。


その日の夜からS-1の服用。

食後に飲むと、言葉では言い表せないなんともいえない気持ち悪さになる、と何度も何度も言っていました。

飲んだ直後からそれは、始まり、その感覚は抜けずにまた朝に薬を飲む、の繰り返し。

彼は3日目から5日目に一度物凄い倦怠感が襲ってくる周期でした。

オキサリプラチンを点滴している時は、それは強烈だったと言っていたように思います。

S-1だけになっても投薬開始から数日後の強烈な倦怠感は最後の投薬まで続いていしました。


それでもなんとか1クール目の2週間を乗り切り、


『…………これをずっと続けていくのか………』


という気持ちになっていたように思います。

1週間の休薬期間は、とにかく食べたいものを食べて、リラックスして………を心がけていました。


当時の写真を見ていて気が付きましたが、

『食べたいものを食べる』

は、服薬期間もずっとしていた彼。 


『食べる』


をとても大切にし、独特な強烈な吐き気の中でも食事を楽しめるように………と、自身をケアしていたんだと思います。








1クール目のはじめの週末に彼が作ってくれたビーフシチューです照れ

…………作ってくれてました滝汗

外食ランチしたり、ケーキを食べたり照れ


そして、休薬期間の週末にはゆっくりディナーに行ってました………





お酒も休薬期間は飲んでました。

服薬はとても体力的にも、精神的にもしんどいものでした。

私が感じたことですが、本当に満身創痍で治療をしていたと感じています。


休薬期間はゆったりして、身体と心のリフレッシュとリリースを丁寧に考えながらの日々だったように思います。


一緒にお散歩もしたり。。

1クール目終わりの休薬期間の週末はちょうど桜の季節でしたおねがい



ゆったりとした休薬期間を過ごして、

さあ、2クール目を!…………

と、覚悟の通院日、まさかの2クール目延期となりました。

理由は

『骨髄抑制』

好中球の数が一気に減少していて、抗がん剤治療を延期せざるをえない数値に一気に下がったのです。

急遽、1週間の休薬期間延期でした。


骨髄抑制は、彼の1年間の治療期間、ずっとずっと彼を悩ませたのでした。