RAPT理論 「悪魔」と「悪霊」の違いについて。(2) | クッキー

クッキー

日々、感じたこと






予告した通り、今回は「イルミナティ」と「フリーメーソン」の違いについてご説明します。これについては、多くの人が分かっているようで分かっていない、というのが現状ではないかと思います。
 
(「悪魔」と「悪霊」の違いについては、こちらから前回の記事をご覧ください。)
 

■イルミナティとは何か。■

 
そもそも、「フリーメーソン」の建物は日本国内のあちこちに見受けられますが、「イルミナティ」の建物はどこにも存在しません。名前だけは聞くけれども、本当にそんな組織があるのかどうかすら怪しいところ、というのが率直な皆さんの考えではないかと思います。
 
それに、一部の方も仰っている通り、裏社会による政治や経済の破壊工作だけを追求するなら、CFRの動きだけを調べればいいだけの話です。CFRについて調べさえすれば、この日本の政治や経済がどのように破壊されているのかを詳しく知ることができます。
 
しかし、私が問題にしているのは何も政治や経済のことだけではありません。宗教やモラル、文化芸術が破壊されている現状にも大きな危機感を抱いています。
 
しかし、その問題を追及していくとなると、どうしてもCFR(金融ユダヤ)のことだけ調べていても、まともな答えが出てきません。もっと巨大な何かがこの世界を動かしているように思えてならないのです。ですから、「イルミナティ」なる存在があることを仮定するしかなかったわけですが、では「イルミナティ」が何なのかというと、それが漠然してよく分からなかった……。
 
そんなときに、エリザベス女王とローマ法王が悪魔崇拝を行ったかどで逮捕された、という一報を聞き、私はすべての謎がすっきりと解けた気がしたのです。
 
悪魔崇拝はあるのか? エリザベス女王とローマ法王による5万人の幼児虐殺事件について。
 
世界の宗教のトップと、高貴な生まれと言われるヨーロッパの王族がこのような悪徳を行っているなら、この世の宗教、モラル、文化芸術が破壊されるのは当然のことです。(これについては具体的に話をしていたら切りがありませんので、また次の機会に詳しくお話します。)
 
とにかく、これで全ての謎が解けました。「イルミナティ」とはつまり、「悪魔崇拝」を行う宗教的組織である、と。しかも、世界のトップたちがその中枢に集い、悪魔の指示に従ってこの世のありとあらゆる分野を破壊しているのです。
 
もっとも、彼らがどこかでヒソヒソと静かに悪魔を拝んでいるだけなら、何も問題はありません。私とて「悪魔崇拝」のことをこれほど大きく問題視することはなかったでしょう。しかし、彼らは悪魔を拝む際に、必ず人の命を生け贄として捧げます。
 
しかも、その生け贄の多くが子供のようです。子供の方が誘拐しやすいからなのか、それとも子供の方が悪魔にことさら喜ばれるからなのか、その辺の事情はよく分かりませんが、とにかく彼らは悪魔を拝む際には人の命を悪魔に捧げます。しかも、悪魔崇拝者たち自身、その生贄とされた人の肉を食べ、血を食べるとのことです。そうすることで、霊的なパワーが得られると信じているのです。
 
これは、エリザベス女王とローマ法王が「悪魔崇拝」に関して裁判を受ける際に証言されたことであり、判決が下される際にもこのことが事実であったと判定されています。
 
もっとも、私はこの事実が明るみに出る以前から、ヨーロッパにはこのような現実があるのだろうと予想はしていました。
 
ヨーロッパでは昔から人肉食にまつわる話、また「吸血鬼伝説」やら「エリザベス・バートリ」やら、何かと血なまぐさい話に事欠きませんでした。ですから、ヨーロッパには絶対に何かがある、これら全ての話は裏で一つにつながっているはずだと考えていたのです。
 
そんな中、ヨーロッパの王族や宗教のリーダーたちが一つになって「悪魔崇拝」を行っていると聞き、私の中にあった全ての疑問がさっと解けていきました。これら全ての逸話や伝説は、悪魔崇拝者たちが人をさらって、悪魔に生け贄として捧げていたのをごまかすためにでっち上げたものに違いない、と。
 
しかし、「悪魔崇拝」なるカルトの存在を知らなければ、なぜヨーロッパではこんな残酷な話が多いのだろうと、ずっと疑問のままだったでしょう。
 
前回も書きましたが、「悪魔崇拝」は一万年以上も前から伝承されてきたカルトです。ですから、ヨーロッパのありとあらゆる王族たちがこの悪魔崇拝に関わってきたと考えられますし、だからこそ、かつてのヨーロッパ世界ではいつも強権的で独裁的な政治体制が敷かれ、血なまぐさい歴史が繰り返されてきたのでしょう。
 
ただ、大昔はこの「悪魔崇拝者」たちが世界のあちこちに散らばって、それぞれ好きなように悪魔を拝んでいても、特に大きな問題はありませんでした。例えその事実が誰かに知られたとしても、その情報が広く世の中に浸透していく心配がなかったからです。しかし、情報化社会が進むにつれて、そんな悠長なことも言っていられなくなりました。
 
それを憂慮したロスチャイルドなど一部の悪魔崇拝者たちが、「イルミナティ」なる組織を結成し、自分たちの秘密が外に漏れないように、悪魔崇拝者たちを一つにまとめ、統制しようと計画したのではないかと考えられます。
 
また、世界中の悪魔崇拝者を一つに集めることで、自分たちの野望をたやすく達成できるようにもなります。ロスチャイルドには既に人を集めるだけの豊富な資金もありましたから、現在、彼らがやっているように、お金の魅力で多くの人たちを世界中から掻き集めてきたのでしょう。ときには悪魔崇拝者ではない者をも悪魔崇拝の仲間に引き入れながら……。
 
一応、イルミナティの創立については、一般には以下のように解説されています。
 
———————————–
 
1776年5月1日、マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドの財政支援のもと、インゴシュタット大学法学部長のアダム・ヴァイスハウプト教授がイルミナティという秘密結社を創設した。
 
イルミナティという言葉は、サタン(ルシファー)に由来し、「光を掲げる者」という意味を持っている。イルミナティの目的は、知的能力を実証された人々 が世界を治める「世界単一政府」を生み出すこととされ、文学・教育・美術・科学・財政・産業の分野でもっとも聡明な人々を含む2000人もの結社員を集めたといわれる。このイルミナティの共同設立者として、戦闘的救世主ヤコブ・フランク(脚注)が名を連ねている。
 
結社結成の日、ヴァイスハウプトは『Novus Ordo Seclorum』というタイトルの本を出版している。このラテン語の意味は「新世界秩序」。
 
ヴァイスハウプトの掲げたイルミナティの行動綱領は以下の通り。
 
■すべての既成政府の廃絶とイルミナティの統括する世界単一政府の樹立。
 
■私有財産と遺産相続の撤廃。
 
■愛国心と民族意識の根絶。
 
■家族制度と結婚制度の撤廃と、子供のコミューン教育の実現。
 
■すべての宗教の撤廃。
 
———————————–
 
これだけを読むと、何かとても悪いことをしている組織のようだ、という漠然とした印象しか受けませんが、だからこそ、多くの人が「イルミナティ」なんて眉唾だろうと考えるのでしょう。ですから、私がもし「イルミナティ」について一言で解説するとするなら、こう言います。
 
———————————–
 
悪魔(ルシファー)を崇む者たちの宗教組織。世界中の悪魔崇拝者たちを使って、この世界の文学・教育・美術・科学・財政・産業などすべての分野の破壊工作を行ってきた。
 
———————————–
 
「イルミナティ」に関する情報が色々と錯綜しているのは、やはり裏社会がそれだけ様々なデマや嘘を流して、その組織の本質を世間に知られないように工作をしてきたからだと思います。裏社会の人間は、何よりもこの「悪魔崇拝」を世間に知られることを恐れています。詳しくは以下のリンク記事をご参照ください。
 
悪魔崇拝についての幾つかの考察(1)
 
悪魔崇拝についての幾つかの考察(2)
 
また、この「イルミナティ」という組織の内部構造については、ネットでも詳しく(ある意味、ややこしく)解説されています。もちろん、こんなくだらない宗教組織の内部構造を詳しく知ったところで何の意味もありませんが、それでも知りたいと思う方は以下のリンクなどをご参照ください。
 
フリーメーソンとイルミナティ レジャンバルド神父 – シャンティ・フーラの時事ブログ
 
しかし、このような「イルミナティ」に関する記事を読んで、私がいつも思うのは「読めば読むほど訳が分からなくなる」ということです。一体、この組織は何をしたがっているのだろう、と。
 
このように「イルミナティ」について解説している人自身、「イルミナティ」の全容をほとんど理解できていないのだろうと思います。だからこそ、こういうこともある、ああいうこともある、と自分が知っている事柄をいくつも並べて解説するしかないのだと思います。
 
ですから、もし「イルミナティ」の記事を読んで頭が混乱してきたときには、「イルミナティとは悪魔ルシファーを拝み、悪魔の命令に従ってこの世の中を破壊している組織だ」と考えればいいと思います。実際、それ以上の深い意味はありません。
 

■フリーメーソンとは何か。■

 
「フリーメーソン」について分かりやすく一言で言うなら、外国版「創価学会」というところでしょうか。「イルミナティ」の要員たちが、宗教という隠れ蓑を使ってこの世の破壊工作を行うわけです。
 
私もこのブログの中で「創価学会」をよくバッシングしますが、実際のところ、本当に悪いのは「創価学会」ではありません。「創価学会」の中に潜む裏社会の人間たちが悪いのです。
 
しかし、「創価学会」を隠れ蓑にしていれば、例え裏社会の悪事がばれたとしても、「創価学会が悪い」ということにできます。実際のところは、金融ユダヤこそが黒幕であり、彼らこそが「創価学会」の幹部たちを使って悪さをしているわけですが、世間の人たちは「創価学会」だけをバッシングします。
 
実際、ネット上には「創価学会」の悪口を言う人が数多くいますが、彼らのほとんどが金融ユダヤのことには言及していません。金融ユダヤは常にこうして追求の手から逃れてきたわけです。
 
「フリーメーソン」もまた西洋では「創価学会」と同じ役割を果たしてきました。「フリーメーソン」はウェキペディアにもある通り、もともとはごく普通のキリスト教系の友愛団体であり、特に悪事を行うために組織された組織ではありません。むしろ、世間からは厚い尊敬と信頼を受けていたものと考えられます。だからこそ、悪魔崇拝者たちはこの組織を隠れ蓑に使うことにしたのでしょう。
 
ロスチャイルドが提唱した「25か条の世界革命行動計画」の16条にもこう書かれてあります。
 
「16、フリーメーソンへの潜入については、自分たちの目的はその組織および秘密厳守のフリーメーソンから提供されるものはすべて利用することである。ブルー・フリーメーソン内部に自らの大東社を組織して破壊活動を実行しながら、博愛主義の名のもとで、自らの活動の真の意味を隠すことは可能である。 大東社に参入するメンバーはすべて、勧誘活動のために、 そしてゴイムの間に無神論的唯物主義を広めるために利用されなければならない。全世界を統治する我々の主権者が王座に就く日が来れば、 この同じ手が彼らの行く手を遮る可能性のあるすべてのものを払いのけることだろう。」
 
このように悪魔崇拝者たちは、もともと作られた宗教に入り込んで破壊工作を行うこともありますが、自分たちで勝手にインチキな宗教を作り、その宗教を隠れ蓑に破壊工作を行うこともあります。「エホバの証人」などがその筆頭です。
 
キリスト教とものみの塔と太陽崇拝 -4|いつまで続くか日記
 
「統一教会」については、前回も書きました通り、当初はしごく普通のまともな宗教だったと考えられますが、教団が大きくなった時点で、金融ユダヤに騙されて乗っ取られてしまいました。現在では完全な「金融ユダヤ」の活動の拠点となっています。
 
つまるところ、「創価学会」や「統一教会」など日本のカルトはすべて「フリーメーソン」の焼き写しだということです。悪魔崇拝者が世間からの迫害を逃れるために「フリーメーソン」の内部に入り込み、「フリーメーソン」のメンバーを装って破壊工作を行ってきたように、この日本でもそれと全く同じことをしているわけです。
 
しかし、現在ではもう「フリーメーソン」も「創価学会」も「統一教会」も世間からは裏社会の筆頭という風に見られていて、特に「フリーメーソン」については、もう「イルミナティ」との区別がつかないぐらいになってきています。
 
これではもう隠れ蓑としての機能すら果たしていないのではないかと思いますが、悪魔崇拝者たちはそれでも「フリーメーソン」も「創価学会」も「統一教会」も悪くないと白を切りつづけて、その組織を存続させています。
 
しかし、それも仕方がないことなのでしょう。今さら新しい宗教を作って、布教活動していくのも大変でしょうし……。
 
一応、「フリーメーソン」は西洋諸国では多くの人に馴染みのある組織だったため「フリーメーソン陰謀論」は広く普及しましたが、我々日本人にとって「フリーメーソン」は全く馴染みがなかったために、「フリーメーソン陰謀論」はなかなか広く浸透しませんでした。一部の人たちしか興味を持たず、一部の人たちしか信用しませんでした。
 
ですから、この日本で裏社会についての情報を拡散をする際には「フリーメーソン陰謀論」など余り役に立ちません。それこそ、どこぞのコメディアンがテレビのネタで使うぐらいしか利用価値がありません。
 
しかし、「創価学会陰謀論」「統一教会陰謀論」なら誰でも理解できるでしょうし、多くの方が興味を持つはずです。人によっては、この話を聞いただけで、この世のカラクリをすべて理解できることでしょう。ですから、私はこのブログの中でことさら「創価」「統一」に重点を置いているわけです。
 
また、「イルミナティ」という言葉も私はあまり使いたくはありません。初めてその言葉を聞いた人にはその意味がよく理解できないと思われるからです。ですから、私がイルミナティについて言及する際には「悪魔崇拝者」という言葉を使うようにしています。
 
ただし、音楽(特に洋楽)の世界では「イルミナティ」という言葉はすでに一般化されているようなところがありますので、音楽ネタを記事にする際には敢えて「イルミナティ」という言葉を使うことにしています。音楽の世界では「イルミナティ」という存在は当たり前のように信じられているようなところがあります。
 
ということで、今回は「イルミナティ」と「フリーメーソン」の違いについて解説させていただきました。
 
ネットに溢れる情報の中には、この二つの言葉をきちんと使い分けできずに記事にされているものが多く見受けられますので、ネットの記事などをお読みになる際には、きちんとこのことを念頭に置いた上でお読みになった方がいいかと思います。