「娘さんが大変だから」は禁句
私の母はアルツハイマー型認知症です。
一人暮らしが難しくなった母を引き取り、夫や子どもたちと一緒に暮らしています。
母をショートステイに入れたいと考えているところですが、
本人は「なんで?」となるでしょう。
ショートステイに行く理由は、「介護者である私を休ませるため」ですが、
母がそれを納得することは難しいです。
母は自分が認知症だとは思っておらず、私に介護されている自覚もありません。
今は娘に世話になっているけれど、
その気になれば昔と同じように何でも一人でできると信じています。
もし周りの人が「娘さんが大変だから」とショートステイを勧めたら、
「じゃあ、私自分の家に帰って一人で生活するわ!」と言うでしょう。
そうすれば、アンタも楽になるでしょ?という訳です。
母の言動は矛盾だらけです。
オムツやパッド、ポータブルトイレは素直に使ってくれていますが、
自分が失禁しているとは思っていません。
車椅子も素直に座って、デイサービスに行きますが、
自分が歩けないとは思っていません。
この矛盾をヘタに突いて、母に意識させてしまうと、
「じゃあオムツは履かない」「車椅子は使わない」となりそうです。
たとえば「オムツの人は温泉に行けない」と言えば「オムツは履かない」と。
「車椅子だからバスツアーは無理だよ」と言えば「車椅子は使わない」と。
もし母がそんなことを言い出したら、介護しているこちらが困ります。
この変な矛盾した状態が、実は介護を楽にしているとも言えそうです。
ショートステイも、あくまでも「たまにはお泊まりしてみない?」と
自分軸で提案しないと、母には通用しないでしょう。
(自己中心的な性格で、人のために自分を犠牲にする意識は薄めの人です)
幸い、デイサービスとショートステイは同じ施設なので、
「デイサービス、お泊まりもできるらしいよ!」と言うしかなさそうです。