1/48しんかい6500制作日誌1~耐圧殻の制作1 | 行雲流水

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自由人まふの日々の記録

今日からしんかい6500の制作を開始します。


しんかいはその名の通り深海探査のために作られた船で『しんかい』『しんかい2000』『しんかい6500』の3隻が作られました。


初代『しんかい』は1969年に建造され1977年まで運用されました。


この初代は海上保安庁の所属で最大潜航深度は600mでした。


後を引き継いだのは1981年に建造された『しんかい2000』で、この船から旧海洋科学技術センター(現海洋研究開発機構 JAMSTEC)所属となりました。


名の示す通り最大潜航深度が2000mという本格的な有人潜水調査船でしたが2004年に退役しています。


しんかい2000の技術を元に建造されたのが『しんかい6500』で進水は1989年1月でした。


計画当初は最大潜航深度6000mと想定されていましたが、大地震の震源域と想定される太平洋プレートの6300m付近を調査するべく6500mに想定し直されたということです。


それでは作業に入りましょう!


はじめに耐圧殻を作ります。


耐圧殻はこの船のコクピットと言うべき部分で、厚さ73.5mmのチタン合金製、水深10500m程度の水圧に耐えられる構造となっています。


耐圧性能を高めるため真球に近い形状となっており、内径2mの中に各種機器が設置されているため居住スペースは高さ約1.5m、幅約1.1mほどで、そこにパイロット2名、研究者1名の計3名が乗りこみます。


耐圧殻は後部パーツと前部底面パーツ、それと前部壁面パーツx2の計4パーツで構成されており、それぞれ内側にクッションや各種機器をはめ込むようになっていますので、まずはそれらを塗装します。


壁面内部にはめ込む機器です。


模型人まふのぶろぐ


スイッチやランプの再現にはデカールが用意されていますが、リアル感を増すために塗装で表現しました。


模型人まふのぶろぐ


模型人まふのぶろぐ

模型人まふのぶろぐ


ただしモニター画面など塗装での再現が困難なものはデカールを切り抜いて貼ってあります。

模型人まふのぶろぐ

今日はここまで・・次回は耐圧殻を仕上げます。



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