この車両には上面5枚のハッチと操縦席横にチェーンが付いています。
今日はそれを再現しましょう。
キットには金属製のチェーンが付属しており、それを既定の長さに切り両端をプラ部品のリングに通して車体に取り付けるようになっています。
しかしこのチェーンはピッチが大きく、そのまま使うと少々オーバースケールとなってしまうのです。
そこで別売りの極細チェーンを用意しました。
『汎用ブラック極細チェーン』
付属のチェーン(銅色)と比べるとこれだけ違います。
このチェーンは楕円形のリングが繋がった通常のチェーン形態となっているうえ黒染めされているためこういった軍用車両の他、船舶模型などにも使用できる汎用性の高い製品です。
さらにリングに繋ぎ目がないので開いたり割れたりすることもありません。
これを使えばスケール感もバッチリと喜んでいたのですが意外な盲点がありました!
なんと両端に取り付けるプラ部品が通らないのです\(゜□゜)/
キット付属のチェーンなら通すことができるのですが、ピッチの小さい極細チェーンにはリングが太過ぎて通すことができません。
どうにかならないものかと考えているうちにあることに気付きました。
キットの取り付け用リングパーツはチェーンを通すために一部が切り欠かれていますが実際のリングには切り欠きなどありません。
当然チェーンにも切り欠きはないのだからこれらを繋ぐには何らかのアタッチメント的なパーツを介する必要があるはずです。
ということで極小のリングを作ることにしました。
0.3mm洋白線を1㎜のピアノ線に巻き付けてコイル状にし、それをひと巻きごとに切断するとリングができます。
これでめでたくチェーンと取り付けリングを繋ぐことができました♪
できたパーツを所定の位置取り付けて完成です。
実車がどういったパーツを使用しているのかは未確認ですが、このスケールではこの方法が最善策だと思います。
今日はここまで。
次回は車体上面を仕上げます。
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