1/35軽装甲機動車制作日誌1~仕様変更に伴う作業計画 | 行雲流水

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自由人まふの日々の記録

さて既述の通りこのキットはイラク派遣仕様車をモデル化したものなので国内仕様車とはいくつかの相違点があります。


こちらが国内仕様車です。


模型人まふのぶろぐ
(防衛省HPよりお借りしました。)


それでは具体的にイラク派遣仕様車と国内仕様車とはどこが違うのかというと・・


●ルーフ前部ワイヤーカッターの有無


●機銃座全周型装甲板の有無


●バックミラーの向き


●車体のカラーリング


●ウインドーの強化


以上の5つです。


他にも細部の違いはあるかと思いますが1/35スケールでの再現としてはこれで充分でしょう。


国内仕様車を作ろうとするならこれらを改造せねばなりません。


ワイヤーカッターと全周型装甲板は取り付けなければいいだけですし、バックミラーもステーから切り離し、向きを横から縦に変えて再接着すればOKです。


カラーリングについても塗装時に使用する塗料が変わるだけなので難しいことは何もありません。


問題なのは最後の「ウインドーの強化」で、この部分は少し面倒な作業となります。


イラク派遣仕様車では安全性を高めるためウインドーの防弾ガラスが2重になっており、それに伴って窓枠も国内仕様車に比べ厚みが増しています。


さらに左右4枚のドアに付く窓は国内仕様車の場合跳ね上げ式に開くことができますがイラク派遣仕様車では固定式に変更され開けることは出来ません。


そのため窓枠を薄くし開閉用のヒンジとアクチュエーターを自作して取り付けるという改造工作が必要となるのです。


少々手間はかかりますが不可能な作業ではなさそうなので上手くいくかどうかは別にしてとにかく手を動かしてみることにしましょう。



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