前回デカールを貼りました。
優秀なカルトグラフデカールにも1つだけ気になる点があります。
弱点とまでは言いませんが、通常のオフセット印刷とくらべてシルクスクリーン印刷はその製法上どうしても厚みが出てしまうのです・・。
そのため「いかにも貼りました」的な段差ができてしまいます。
この段差をなくすことがフロントフェンダーとガソリンタンクの「まだやること」なのです。
注意書きのプレートなどであれば段差があってもよいのですが、ガソリンタンクとフロントフェンダーのマーキングについては出来るだけフラットな方が見栄えがいいのです。
では具体的にどうやってデカールの厚みをめだたなくするのか・・?
簡単に言えば「デカールの厚み以上のクリア層を作ってやってツライチに研磨する」ということ。
言葉だとこれだけですが実際には「クリアを吹き付けては乾かして研磨」を数回に分けてやらねばならないのです。
しかも今回はクリア層の下にデカールがありますから、研ぎすぎてデカールを傷つけてしまったら修復はほぼ不可能です・・。
クリアの溶剤成分でデカールが一時的に柔らかくなるので、これまで以上に乾燥時間をとらねばなりません。
その間にまとめてデカールを貼っておいたうちのスピードメーターとバッテリーを仕上げましょう。
メーターはメッキパーツのケースにデカールを貼り、針を取りつけたらクリアパーツをはめ込んで完成です。
バッテリーがまた素晴らしいのですが・・今日はここでタイムオーバーとなってしまいました(^▽^;)
この続きは次回です。
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