舞-HiME~鴇羽舞衣 その2 | 行雲流水

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自由人まふの日々の記録

前回書いたように『舞-HiME』の舞衣ちゃんを別の誰かにするために小改造します。手始めにエポパテ(エポキシパテ)で髪の毛を作ります。

エポパテも硬化時間や用途、質感の違いなどでいろいろな種類がありますが、今回は『タミヤ・エポキシ造形パテ(速硬化タイプ)』を使いました。これは20~25℃では1~2時間で硬化が始まり約6時間で完全硬化するタイプです。

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質感のなめらかさとバランスの良い硬化時間からの選択ですが、価格や入手しやすさもポイントの一つです。

まずエポパテで後ろ頭を作りましょう。


エポパテを練り合わせたものを頭部パーツの後ろ側に押し付け、だいたいの形に整えたらそのまま硬化させます。このときパーツ側に離型剤代わりのリップクリームを塗っておきます。これをしておかないと硬化したパテが外れなくなってしまうのです!


完全に硬化したら一旦外し、デザインナイフや耐水ペーパーなどを駆使して髪の毛のモールドを整えます。曲線

を彫り込むには彫刻刀が意外と役立ちますよ。模型専用のものならサイズも豊富ですが、僕は学校で使ってたような普通のものを使っています。

後ろ頭ができたら次は前髪です。


頭部パーツに後ろ頭を付けた状態で、今度はおでこの部分にエポパテを押し付けます。こうすることで前後の合わせめがぴったり合うパーツを作ることが出来ます。ここも同じく盛り付けた段階である程度形を作っておき、硬化後に形を整えます。


くどいようですが離型処理を忘れずに!!顔から前髪が剥がれなくなったりしたら泣くに泣けませんよ!

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硬化後、整形した状態です

ここまでくれば誰になるのか何となく見えてきたのではないでしょうか・・?


ほんとはもう少し顔から浮いた軽い感じにしたかったのですが、エポパテはキャストほど強度がなく、あまり細い部分を作ってしまうと破損する可能性が高いので顔に沿う状態での造形となりました。・・単に僕の技術が追い付いてないだけかもしれませんが(TДT)

あとは細かい調整や表面仕上げをして完成となります。


エポパテで作ったパーツもこれ以降の洗浄や塗装などの工程ではキット本来のパーツと同じように扱えます。

次回は洗浄から下地処理、塗装まで・・いけるといいな(^ ^)



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