May Day

生憎の雨降り☂️☔️

隣市の図書館に向かう道で複数のパトカー🚔を見かけた、何かあったか⁈と思いを巡らしていると、大勢の集団が幟やプラカードを持って歩いていた。初めて聞く集団。


確かメーデーの中央周回は2,3日前に終えたと新聞記事で知っていたので意外だった。

さて今日の本題

前置きが長くなってしまいましたが

それとは全く関係のない

カワセミ”の生態の話し




『カワセミ都市トーキョー』

「幻の鳥」はなぜ高級住宅街で暮らすのか

を読み終えました。


作家は

柳瀬博一さん

東京工業大学リベラルアーツ研究教育員教授


カワセミは清澄な水が流れる渓流に住んでいるものと多くの人たちは思っている

作家も同様

しかしひょっとしたことから都内でカワセミと出会い物語は始まる


深刻な汚染から復活した都内の河川


美しい河川の復活と共に戻って来た“幻の野鳥•カワセミ”の暮らしぶりを観察

それは、新型コロナによる外出自粛等で行動が制限された偶然から起きた人間•著者が住まいの近くで“カワセミ”を見つけた事に始まる、観察機会と観察する河川は武蔵野台地を流れるA,B,C川と支流でのカワセミの生態

カワセミの戻って来た環境はその昔から守られて来た武家屋敷、実業家の屋敷や庭園の名残を残す公園等、いわゆる高級住宅街と自然環境保全で守られて来た河川は両岸が高いコンクリート壁で出来ており、その水抜き穴が格好の巣穴としてカワセミが気に入ってる、人間の生活域とも適当な距離感が保たれカワセミの警戒心も少なく、海から干満の影響を受ける気水域には小魚の餌も豊富で得やすい等々が相互に作用して生易い餌場や環境が復活しているそうです。


非常に興味深い一読になりました。