こんばんは🌙

今日は日生劇場で上演中の「王様と私」を観て来ました。




なんと1996年の帝劇版(一路真輝&髙嶋政宏)以来の観劇です。

映像作品で素敵だな!と思う役者さんは沢山居ますが、その中には「舞台でも観たい〜」と思う方が私には数名居まして☺️

今回の王様役・北村一輝さんがその一人✨
もちろんアンナ役のみりおちゃんも気になりましたし、頑張ってチケット取りました👍
銀橋付きの舞台、G列でも舞台に近くて嬉しい〜。
某プレイガイド様、ありがとう。

さて本題の感想を。
主演2人の相性がとても良くて、弾むような台詞の掛け合いを楽しめます。
みりおちゃんアンナが生き生きしてますね〜、イイ☺️
喜怒哀楽の切り替えにメリハリがあり、凄くチャーミングだから憎めない。王様の気持ち、分かります(笑)

歌唱も伸びやか。高音頑張ってる❗

そして王様❤️
難しい大ナンバーがあります。
ミュージカル初挑戦にしては上出来かと。歌唱で若干ぎこちないところは芝居力でカバーしてますね。

何より役作りが素晴らしくて❗
生まれた時から絶対的な地位にある王の孤独、国を憂うが故の焦り・・・
悲壮感に押しつぶされそうな彼はアンナとの出会いによって、息を吹き返していく。

名曲「Shall we Dance」に乗って踊る場面はやっぱり素敵で❗
もう一度、とアンナに差し出す手が頬に触れそうになるけど・・・
自制するんですよね、王様は。
こちらの胸がキュッ、とするようなあの表情。やられた・・・

王様を取り巻く王妃(木村花代)、首相(小西遼生)が彼に捧げる愛と忠誠にも心打たれました。

1996年版で本田美奈子さんが演じたタプティムには朝月希和ちゃん。
運命に抗う強さ、良く出ていました。
ルンタ(竹内將人)の後を追う姿が切なかった😢

王子・王女たちは皆可愛くて❤️
まさに癒やし、そのもの。

最期はとても悲しいけれど、王様とアンナの想いを受け継いだチュラロンコン王子の言葉から、一筋の光が見えます。



演出・小林香さんの手腕が光る「王様と私」

良い作品でした。