こんばんは🌙


週末、宝塚に行って来ました。


下級生時代から(勝手に)見守ってきた元雪組っこ・月城かなとの退団公演を観るために・・・。


木曜日


金曜日

どちらもびっくりするような良席。

いつもいつも本当にありがたいです。



Eternal Voice

正塚作品と月城かなとの相性はきっと良い(←正塚ワールドにハマる男役なので)と踏んだ通り。 


 廣瀬さんの「ジョジョ〜」でもメアリ・スチュアートとエリザベスの逸話が語られていたので、すんなりと入り込めました。


正塚先生らしい台詞の掛け合い。

時折くすっ、と笑えてしまう遊び心があって「あ〜、正塚作品!」となります。
定番のアレもありますよ。
主演の椅子プレイ。
正塚先生、こだわりの詰まったポージング(型)がとても綺麗。

風変わりでありながら、頼れる所もある男らしいユリウス(月城かなと)はかなり魅力的。
うみちゃんとの並び、やっぱりイイなぁ。
銀橋を渡りながらの歌唱も多く、眼福&耳福のWシャワー❤️

作品のテーマは「恩讐を乗り越えた先こそある希望」・・・かな。
色々と考えさせられました。

その他の配役は適材適所。
番手的に仕方ないかもしれないけど、風間さんにはもう少し違うテイストのお役をやらせてあげたい・・・
上手いからこそ、そう思う。
月組初出演のさおたさんが、良い味出してなんだか嬉しい。
花組では頼れるオジサマ多めだったのが、この作品では小心者の貴族議員。

さじ加減がさすがです。


GrandeTAKARAZUKA110!

一徳先生は、雪組時代から御縁が深いお方。

 もう・・・涙なくしては観れなかったです。

 一徳先生、ありがとう。
このショーで退団する生徒さん、幸せですね。

大きな愛の溢れっぷりに滂沱の涙。

 

月城氏の持ち味がふんだんに生かされたショーは、ため息の連続。

特筆すべきは ラインダンス直後に来る「荒城の月」かしら。

白い雪・・・のフレーズから始まり、平安装束で優雅に舞う月城かなとが殊更に眩しくて。

大階段の後ろ姿から振り向く刹那、一瞬の表情を見逃さないでほしい。


 これ程に和物が合うトップスターは稀有なのでは。

 ただ、ただ美しい。
語彙力までもが奪られる美しさです。


 大階段を降りる燕尾服に添えられた指先は雪組男役の名残り。

 水夏希さん時代の男役群舞が目に浮かび、完全に仕留められました。


東京公演、観劇回数をふやしてしまいそう!!

それ程に素晴らしいレビューでした。


お天気にも恵まれ☀

かなとくんっぽい桜🌸