ケージを見ると隠れてしまったが、2人して連れ出した。
経過が良ければ安心だ。
しばらく待たされて診察室に入る。元気になった姿を先生に見せてあげたかった。
血液を嫌々ながら採取されると、結果を待たず、僕がマフィンを連れて家に帰った。ストレスのかかる病院から一刻も早く離れさせたかった。
しばらくしてカミさんが帰って、検査結果を知らされた。
GPTが541という恐ろしい数値を示していた。
これは肝臓の機能に重大な障害が発生している証拠なのだ。
退院時には106と正常値に近づいていたので、その数値悪化に驚く。
頂いた薬のウルソデオキシコール酸が効果を発揮してくれることを願うばかりです。
血液検査の結果をAIに尋ねると、親切なアドバイスが有り、とても勇気づけられた。
全面的に頼っては危険なのだろうが、AIは優しく教えてくれる。
AIに何でも相談するのも怖いけど、嫌なことを言ってこないから、頼ってしまう人が増えるんだろうな。
AIは僕らの悩みや心のうちを優しく優しく吸い上げて、ますます増大して、生身の人間の感情の籠った、バイアスだらけのアドバイスなど必要もない世界になっていくのでしょう。そして人間世界は崩れ、溶けていく。
世界中、何処の国も矛盾、対立、憎しみが溢れ、崩壊していく未来が見えます。
世界がどうなっても、マフィンの命が今の僕には大切だ。
