これだけは、ハッキリ覚えてる。


「向こうもそろそろ終わらせるから…」

え…?

ある意味、意外な言葉だった。
ずっと続けるだろうと思ってたから。


どういう心境の変化??


ってか、大喜びするはずの言葉なのに、何故か引っ掛かる…。

何で…?



アタシの矛先は、向いてはいけないところに向いてしまうの??


これ以上、アタシが壊れるのが怖い…。


もう、壊さないで…。
アンタの存在なんて。


自分は特別だなんて、自惚れないで。
アンタだって、所詮アタシと同じ。
所詮、1号さんにはなれないんだから。


勘違いするのも、程々にしてよ。




アタシが壊れそうになる原因。

この恋そのものなんだけど…。


それでも、アナタを嫌いになれないのは何故?
最近は仲直り?して、いつものように仲良し。


アナタの大好物をお土産にした。
「やっぱり、これが一番美味しいんだよね。」
そう言うと、くしゃっとなる笑顔を見せてくれた。


そう。
アタシはこの笑顔が見たかったんだ…。
久々にその笑顔に逢えた気がする。



この笑顔にずーっと逢えますように…。
電話での大喧嘩から、ちょうど一週間。

ちょうど、この時間帯は電話を切った後でも泣き続けてたな…。


最初は言い合いだった。

ああ言えばこう言う。
お互いそんな感じで。
ちょうど缶ビールを一本空けていたアタシはほろ酔いで。
言いたい放題。

それが途中、虚しさに変わった。


結局、アタシなんてどーでもいいんじゃん。


そう思うと涙が止まらなかった。
ずーっと電話きるまで泣いてた。
そうすると、優しくなるあの人。
それでも涙は止まらなかった。


じゃ、明後日ね。
逢えたら、ね。
は?意味わかんない。
言葉の通りだよ。逢えたら明後日ね。
何言ってんの?明後日逢うに決ってんじゃん。
そんなのわかんないでしょ?
来ないと許さないからね。
……。
絶対来るんだよ?
もう、わかんない…。ごめんね、勝手に好きになったのに…。でも、もう耐えられない…。



その時のアタシは、この現状には耐えられなかった。
現実逃避したかった。
逢いたくないと思った。
もう逢えないとも思った。


その葛藤の後にとった行動…。

死にたいとか思ったわけじゃない。
ただ、表面の傷で心の傷を誤魔化したかっただけ。
こんなに深く切ったのは、予想外だった。

薄暗い部屋でも、傷から流れる赤い血がわかる。
止まらない。
心の奥底で、アナタに助けを求めた。
届くわけないのに。


その後、家族が寝静まった頃に着替えて病院へ…。

病院では明るく努めた。
こんな傷をみたら、何かがあってリストカットしたに違いないなんて思われるだろうから。
看護婦にも医者にも、笑いながら話しかけた。
不思議だっただろうな…。
こんな患者。


8針縫って、帰宅。
帰宅して着替えて、ベッドに横になる。

堪えていた涙が溢れ出てきた。
耐えられない気持ちが、心を押し潰しそうで。


気が付いたら、朝になってた。
泣きながら寝てた。



それがちょうど先週の今頃からの出来事。


傷はもう殆んど痛くない。
とりあえず、抜糸までは包帯巻いておきます。

先週の今頃も今日みたいに仲良しだったら、こんな事にはならなかったのに…。



そんな事思ったって、今更遅いけど。
傷なんて消えないけど…。


アナタはどう思った?
こんなアタシの行動。
まだ、呆れてる…?
昨日のデートはいつもと変わらず。。。
フツー通り。
まぁ、険悪なムードよりはいつもと同じの方がいいけどね。

でも。。。
ホントはもっと甘えたかった。

アナタにハグされて、泣きたかった。
困らせてしまうかもしれないけど、泣きたかった。。。

アタシ、素直じゃないから。
それができなかった。
やっぱり困らせるのがイヤだったから。
いつも、こんな二つの思いで葛藤してる。


腕にもたれてて、何かの拍子に傷にあたる。
「痛いっ」
アナタの腕を叩いて。
「傷、見せてごらん?」
長袖のカーデで隠してたから、フツーにしてれば気づかない。
アナタも最初は気づいてなかったから。

「傷、見る見る?包帯外そうか?」
「イヤ、やっぱりいいや。」
「えー?何で見るって言ったじゃん?」
「やっぱり見ない!!!」

抜糸した後も、傷は残りそう。
イヤでも傷跡は見ないといけないだろうな。。。
ってか、アタシ自身跡が残るのが、な。。。
当分、半袖なんて着れないだろうな。
ぜーんぶ自業自得だけどね。


次回デートは抜糸後かな?
それまで、二人の仲が平和でありますように。。。
プチデートです♪
今、彼待ち。


例の出来事の後、初めて二人きりになる。
電話は毎日してるけど。

今は、こんなバカなアタシをハグして欲しい。
アナタの温もりを感じたい。


また面と向かって呆れられるかもしれない。
自業自得だと…。
そんなの充分わかってる。

自分でもその瞬間を思い出すと、気が遠のいていく。
一瞬気を失いそうな感覚。

なるべく思い出さないようにしてるけど、まだ日が浅いせいかフラッシュバックしてくる。

そんな時、アナタに抱き締めてほしくなる。
この不安を止めて!!。
ホントは心からそう叫びたいのに…。

戻ってくる言葉が怖くて、言いたくても言えないのが事実。



心に引っ掛かった何かを洗い流さなくちゃ…。

少しアナタにお願いしてもいい…?