イエロー・サブマリン / エリナー・リグビー / (1966年)   収録   両A面シングル
 イエロー・サブマリン / (1969年)   映画「イエロー・サブマリン」  サントラ  収録
 リボルバー / (1966年)     収録
 邦題「イエロー・サブマリン」  レノン / マッカートニー  作
 ポール・マッカートニー作の楽曲
 
 13枚目のオリジナル・シングル 英米で1位を記録。 
 日米では「エリナー・リグビー」はB面で発表されました。

 68年公開のアニメ映画「イエロー・サブマリン」主題歌。
 リンゴのヴォーカル曲として知名度が高い作品。
 そしてリンゴの代名詞であり、彼のコンサートでは欠かせない曲。
 歌詞はジョン、リンゴ、ドノヴァンが手伝って完成しました。







 ■ イエロー・サブマリン

 僕が生まれた町に
 ひとりの船乗りが住んでいて
 潜水艦の国で暮らしたときのことを
 僕らに話してくれた
 そこで 僕らは太陽に向かって出航し
 やがて緑の海を見つけた
 そした 揺らめく波の下
 黄色い潜水艦で生活した

 僕らはみんな黄色い潜水艦で暮らしてる
 黄色い潜水艦が僕らの家さ
 僕らはみんな黄色い潜水艦で暮らしてる
 黄色い潜水艦が僕らの家さ

 友達は全員乗り込んだ
 隣にも大勢住んでいる
 そして 楽隊の賑やかな演奏が始まる

 僕らはみんな黄色い潜水艦で暮らしてる
 黄色い潜水艦が僕らの家さ
 僕らはみんな黄色い潜水艦で暮らしてる
 黄色い潜水艦が僕らの家さ

 なんて気楽な毎日
 不満なんかひとつもない
 青い空に緑の海
 僕らの黄色い潜水艦

 僕らはみんな黄色い潜水艦で暮らしてる
 黄色い潜水艦が僕らの家さ
 僕らはみんな黄色い潜水艦で暮らしてる
 黄色い潜水艦が僕らの家さ

                   訳 : 内田久美子



 
  
    ザ・ビートルズ : 赤盤ドキュメンタリー


 “イエロー・サブマリン” は
 ポールが子供に聴いてもらいたいと思って作った曲だ
 そしてその通りになった
 何十年も愛される子供向けの曲を書ける人間なんて
 なかなかいない
  by (Bill Harry)

 “イエロー・サブマリン” は
 もはや 映画用の曲という枠には収まらない
 みんなに愛される曲に成長した
 子供だけでなく 大人にも愛された曲だ
 明るくて ユーモアが効いていて
 バンドをからかうような 自嘲的な要素だってある
 この曲の魅力は何よりも
 ビートルズの遊び心が凝縮されている点だ
 明るい要素が徐々に少なくなっていた時期だが
 この曲は別だ
  by (Phil Sutcliffe)



 66年6月1日、ロンドンのEMIスタジオで「イエロー・サブマリン」のサウンドエフェクトのレコー
 ディングが行われた。 このとき参加したストーンズのメンバーはブライアン・ジューンズ。
 
 この曲には潜水艦の内部や海の様子を表現した楽しい効果音がふんだんに入っているが、
 ビートルズはこの日の録音のために友人たちを招き、ジョージ・マーティンを筆頭にスタジオ
 のエンジニアたち、アシスタントの二ール・アスピノールとマル・エヴァンンズ、ジョージ・ハリス 
 ンの妻パティなどをも巻き込んだ。

 音作りに使われたのはスタジオの物置から引っぱり出されたおよそ楽器とはかけ離れたあら
 ゆるガラクタの類で、金属製の浴槽、鎖、バケツ、石炭を入れた段ボール箱など。
 
 ブライアンはグラスを打ち鳴らして貢献した。 最後にはバスドラムを抱えたマルを先頭に全 
 員が行進しながらコーラス部分を歌ってどんちゃん騒ぎとなるが、ビートルズはそれさえも鮮
 やかなまでに作品の大事な構成要素にしてしまった。 (吉野由樹)




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