プリーズ・プリーズ・ミー /  (1963年)  収録
 邦題「ツイスト・アンド・シャウト」  バート・ラッセル・バーンズ / フィル・メドレー  作


 1962年、アイズリー・ブラザーズがこの曲をリリースしてヒット。
 ビートルズがカヴァーしたことで世界的に有名になりました。
 
 1963年11月4日、ビートルズが王室主催のロイヤル・バラエティ・ショーに出演。
 ロックバンドとして初めて招待されて4曲を演奏している。
 エリザベス皇太后とマーガレット王女とスノードン卿の夫妻が客席で鑑賞した。 
 ジョンは最後の曲「ツイスト・アンド・シャウト」を演奏する前のMCを用意していた。
  「次の曲では皆さんも協力してください。 安い席の人は拍手を、高い席の人は宝石を
 ジャラジャラ鳴らしてください」。
 と発言し客席からも笑い声が沸き起こった。 宝石発言も語り継がれることになった。


  Amazingly live perfomed in  11.04. 1963 during The Royal Variety Show at Prince of Wales 
    Theatre, London.  




   ■ ツイスト・アンド・シャフト

 さあ踊ろうぜベイビー
 ツイストで騒ごう
 さあさあさあさあベイビー
 目一杯やろうじゃないか
 目一杯やろうぜベイビー
 イカしたルックスじゃん
 お前のおかげでもうすっかりノリノリさ
 やっぱ思ってた通りだったぜ

 さあ踊ろうぜベイビー
 ツイストで騒ごう
 さあさあさあさあベイビー
 目一杯やろうじゃないか
 踊るならツイストさ
 ツイストうまいじゃん
 さあもっと傍で踊りなよ
 これでお前は俺のもの

 さあ踊ろうぜベイビー
 ツイストで騒ごう
 さあさあさあさあベイビー
 目一杯やろうじゃないか
 踊るならツイスト
 ツイストうまいじゃん
 さあもっと傍で踊りなよ
 これでお前は俺のもの

 さあ踊ろうぜベイビー
 さあ踊ろうぜベイビー
 さあ踊ろうぜベイビー

  EMI Music




 ビートルズがカヴァーした曲ではこれが間違いなくベストだ。
 ビートルズは土台をロックンロールで地固めし、誰も叶わないジョンの強烈なシャウトを
 乗せたのだから。 何度聴いてもジョンの声はすごい。
 1日で仕上げられたアルバム・セッションの最後に演奏されたのは幸運だったというべき
 だろう。
 ジョンはのど飴をなめながらこの曲のレコーディングに臨んだそうだ。
 ジョンのシャウトにポールとジョンの後追いコーラスが絡んでくる声の混ざり具合も見事。
 〈藤本邦彦)





   
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