スターチャンネルでオンエア中の、「悲しみは空の彼方へ」を観ました☆


      ラナ・ターナーとジョン・ギャビン



原題: IMITATION  OF LIFE
製作国: アメリカ
日本公開日: 1959年5月26日
上映時間: 124分

監督: ダグラス・サーク
脚本: エレノア・グリフン
    アラン・スコット
製作: ロス・ハンター
原作: ファニー・ハースト

出演者: ラナ・ターナー
      サンドラ・ディー
      ファニタ・ムーア
      スーザン・コーナー
      ジョン・ギャヴィン
      トロイ・ドナヒュー
      マへリア・ジャクソン

主題歌: 「Imitation of Life」
アール・グラント (唄)




人種も境遇も異なる母娘2組が、社会の荒波や厳しい差別に翻弄されていく傑作メロドラマ
です。








 




<ストーリー>
1947年、美貌の未亡人ローラ(ラナ・ターナー) と、1人娘のスージー(サンドラ・ディー) はニュー
ヨークのコニー・アイランドの謝肉祭で、白人の夫に捨てられた黒人女性アニー(ファンタ・ム
ーア) とその娘サラ・ジェーンと知り合う。
お互いの身の上に同情しあい共感をおぼえた彼女たちは、ローラの家で一緒に暮らすことになる。
暮らしは貧しく、ローラはショービジネス界の汚さに傷つき、アニーは人種差別に傷つく。

1958年、10年あまりの年月が流れアニーの献身的な働きぶりで家庭は明るくなり、ローラもチャ
ンスをつかんで女優としての名声を得た。
ローラは裕福に暮らし、アニーは相変わらずローラの家で働いている。

運命は好転するかに見えたが、白い肌を持っているサラ・ジェーン(スーザン・コーナー) は母が
黒人であることに苦悩し、ローラもまた女優稼業の空虚な生活に溺れていく・・・・・・。

傷つけるつもりはないのに家族の間で生じていく溝、そしてもはや後戻りできないラストシーンの
切なさに涙が止まらない・・・。

空虚に生きるローラの支えとなり娘との橋渡し役になる恋人を演じるスティーブ(ジョン・ギャビン)
も好演しています。

ハリウッド・メロドラマの名匠ダグラス・サークの代表作の一つで、登場人物の心の動きを細やか
に表現していくその演出が観る者の胸を打つ。  <allcinema>  

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アニー役のファニタ・ムーアの演技が素晴らしい映画です☆

ラストのアニーの荘厳なお葬式シーンが切なくて。。(ノ_・。)

マヘリア・ジョクソンの歌う賛美歌に感動します。


フレディ・マーキュリーが、「悲しみは空の彼方に / IMITATION OF LIFE」 も、好きな映画で
 (そのタイトルが特に気に入っていた) ......ラストシーンで、何度も涙を浮かべていた。
ピーター・フリーストーン著  「フレディ・マーキュリー 華麗なるボヘミアン・ラプソディ」 に
書かれています。
この作品を観た、フレディの気持ちを思うと心が揺さぶられます.....(x_x;)






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